収納上手のポイント

住まいに対する不満のトップは収納。
うまく収納するにはスペースの活用と利用頻度、取り出しやすさを考える必要があります。

収納上手の五ヶ条

  • 1.分散収納
    使う場所に使うものを収納
  • 2.機能的収納
    よく使うものほど取り出しやすく機能的に収納
  • 3.集中収納
    普段使わないものをまとめて収納
  • 4.飾る収納
    趣味や個性を象徴するものは積極的に見せる
  • 5.今収納
    今使っているものの一時収納スペースをつくる

場所別のポイント

  • リビングの収納
    リビングの用途が広いのに応じて、収納物も雑多。スッキリ収納するには飾る収納と隠す収納をうまく取り入れて。テレビやAV機器の配線も配慮した収納設備が望ましいです。
    リビングの収納
  • キッチン・ダイニングの収納
    使う場所に使うものを。使う頻度や重さ別に収納する高さ位置を分類。奥行きいっぱいに引き出せる引き出しがあれば、ボトル類や食器も出し入れがラク。

    ※ストック品は1ヵ所にまとめて。

    キッチン・ダイニングの収納
  • 寝室・個室の収納
    衣類収納のメインスペース。収納物に応じて吊す、たたむ、ケースに入れるなどを使い分け、見つけやすく取り出しやすいことがポイント。透明ケースは重ねたものも下まで把握できて便利。

    ※クローゼットは天井高まで使い切り、フルオープンできる折戸にすると収納量と使い勝手がアップ。
    ※ウォークインクローゼットなら季節ごとの衣替え作業も不要。

  • 和室の収納
    押入れは改造すれば寝具だけでなく衣類の収納も可能に。畳の下に床下収納ユニットを設置すると、収納スペースを確保できます。
    和室の収納
  • 玄関の収納
    天井まで活用すると、スキー板、ゴルフクラブ、傘などの長いものの収納スペースも確保できます。棚板を移動させると、ブーツもラクラク収められるようになります。カウンターに絵や花を飾る余裕も。

    ※壁面収納にスリッパや小物を。
    ※階段下のデッドスペースを利用して掃除用具やストック品を。

    玄関の収納
  • 外まわりの収納
    アウトドア用品や園芸用品を。
    外まわりの収納
  • 水まわりの収納
    洗濯機の上も有効スペース。下着やタオル類を収納すると便利。床下収納ユニットにはストック品を。トイレでは水洗タンクの上が有効スペース。トイレットペーパーやサニタリー用品の隠す収納を。
    水まわりの収納
  • 納戸・床下・天井裏の収納
    季節外のもの、普段使わないものをまとめて収納できます。床下は湿気に注意。天井裏は、出し入れが危険な重いものの収納には適しません。
    納戸・床下・天井裏の収納 納戸

    納戸

    納戸・床下・天井裏の収納 天井梯子

    天井梯子