住まいの外まわりは紫外線や風雨にさらされる過酷な環境に置かれています。
損傷の影響も大きくなりがちですから、インテリア以上に日常清掃と綿密なお手入れを心掛けましょう。
外壁材とメンテナンスのポイント
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- 日常清掃
泥やほこりはホースで水洗い。
油性の汚れは歯ブラシに中性洗剤をつけてこすり落とします。
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- 塗装の塗り替え
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変色、褪色、落ちなくなった汚れ、白化(触ると白い粉が手につく)が塗替え時期のサイン。3~5年を目安に点検。板壁は2年に1回塗装(専門業者に依頼)を。
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- シーリングの打ち替え
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外装材のつなぎ目の防水剤のシーリングは3~5年を目安に点検。接着部分のハズレ、ひび割れが打ち替えのサイン。
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- モルタル壁の補修
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小さな亀裂には防水スプレーを。
大きなひび割れには市販のコーキング剤を埋め、ヘラなどで平らにのばします。
外装、各パーツごとのケアと
メンテナンスの方法
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- 屋根(瓦/トタンなど)
- 瓦やスレートで7~8年、トタンでは3年がメンテナンスの目安。変色や色褪せ、苔が生えたりしたら、屋根の点検、葺き替え時期です。
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- 雨とい
- 年1回は点検を。とくに梅雨、台風の前後、雪解けの時期に要チェックです。樋の傷や変形はもちろん、ゴミや落ち葉がたまっていると洩れの原因になります。ヒビ割れは防水テープで応急修理できますが大雨シーズンの前に取替を。
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- 玄関ドア
- 家の顔にあたるところですから、こまめにお手入れしておきましょう。中性洗剤を薄めて使えばドアの材質に関係なくきれいになり、変色などのトラブルもありません。水拭きのあとでかならずから拭きを。ドアノブは金属磨きか化学ぞうきんで手あかを拭き取ります。
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- 窓ガラス
- 薄めた洗剤をハンドスプレーで吹き付け、ゴムベラで拭き取るのが一番きれいに仕上がります。ゴムベラについた洗剤をタオルで拭き取りながら行うのがコツ。時間がないときは新聞紙で拭くとかなりきれいになります。
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- 門扉/フェンス
- アルミ製でも汚れをそのままにしておくと腐食しやすくなります。年1~2回の水洗いとから拭きで腐食を防止しましょう。工業地帯や海岸の近くでは回数を増やしてください。鉄製の場合はワックスをつけた布でから拭きが基本。錆びてしまったら、サンドペーパーなどでサビを落としてから油性塗料を。樹脂製の場合は中性洗剤で。ブロック製の場合はタワシで水洗いが基本。しつこい汚れはワイヤーブラシでこすって落とします。水性塗料を塗ってしまって、汚れに強くするのも方法。
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- 木製デッキ/ぬれ縁
- 2年に1回は再塗装を。塗装の前に、表面の泥やほこりを十分に落とし、よく乾かしてから木材保護塗料を塗りましょう。2度塗りすれば色ムラは目立ちません。
【注意】
木材保護塗料は強力な薬品が含まれていますからスプレー塗装は避けてください。
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- 車庫
- 排気ガスのあたる壁面は黒っぽいペンキかタイルを用いて汚れが目立たないように。
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- サインポスト
- 郵便などの差し入れ口のフタのバネが錆び付くことがあります。そのままにしておくと雨の日に郵便物などがぬれることも。年に1回程度機械油を。
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- 物置
- 意外と湿りやすく、ほこりもたまりやすいところ。ときどきの換気と、収納物の出し入れの際に化学ぞうきんなどでお掃除を。汚くしていると、大切なものを死蔵することに。