メゾネットの2階にある部屋のひとつは、奥さまと娘さんの部屋。以前はひとつの空間をそのまま共有していましたが、娘さんの「自分の部屋が欲しい」という要望から、リフォームを機に収納家具で空間をゆるやかに仕切ることに。この収納家具は、将来的にスペース配分が変わることを想定して、可動式のキャスターを付け、梁の邪魔にならない高さに設定しています。
さらに奥さまの部屋の奥には、ウォークイン・クローゼットを設置。奥さまの洋服をはじめ、季節外の洋服や布団、さらには以前はしまいきれなかった奥さまのお父様の絵画を収納しています。
入って手前が奥さまの空間、間仕切りを兼ねた収納家具の奥が娘さんの空間。お互いのプライバシーと、家族の存在を近くに感じられる安心感が共存する程よい距離感が心地いいのだそう。
入り口に設置したスイッチは、取り外してリモコンとしても使える『とったらリモコン』を採用。「これはとっても便利。ベッドに入ってから電気を消したいときに使えるので、重宝しています」。
空間を優しく包み込む、ピンク色の壁紙を採用した娘さんの空間。何百色もある色のパターンから1色を選ぶのは難しいですが、あらかじめリフォーム会社が好みに合いそうな色を数色絞り込んでくれたそうで、「見た瞬間、これがいい!と、ほぼ即決でした」。一方、息子さんの部屋には、濃いブルーの壁紙をセレクト。「子どもたちは以前から、壁に好きな色を塗ったりしていたので、やはり好きなカラーに囲まれていたいようです」とご主人。
階段を上り、片側には奥さまと娘さんのお部屋、反対側に息子さんのお部屋。この2つの空間は、吹き抜けを通してゆるやかに繋がっています。
リフォームした 建物・空間 |
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