2025/2/28
グレージュカラーで温かみのある空間に
リフォームで実現するポイント

グレージュは空間の背景色として使いやすく、広いリビングやキッチンにも最適なカラーです。濃淡を重視してコーディネイトすれば、洗練されたリズム感のある空間に。リフォームでグレージュカラーを取り入れる工夫をご紹介します。
インテリアで人気の色「グレージュ」とは

「グレージュ」は、グレーとベージュの中間の色のこと。グレージュカラーをインテリアに取り入れると、明るく広々と感じられる空間を実現できるほか、あらゆる色と馴染みやすいので、住まいに取り入れる人が増えています。ナチュラルなカラーの家具や観葉植物のグリーンにも合います。
リビングにグレージュを取り入れて背景色にする
どんな色にも合わせやすいため、空間の背景色として使いやすいカラーです。リビングなどの広い空間にグレージュを取り入れるとると空間全体が明るく優しい印象になります。
グレージュだけでまとめると、ぼんやりとした印象になるので、色の濃淡を意識してコーディネイトするのがおすすめ。同じグレージュで統一していても、明るさや濃さの異なりや、トーンが異なることで、リズム感のある空間にすることができます。

多くの面積を占める床材は、グレージュヒッコリー柄にすることでやわらかい雰囲気の空間に。家具やファブリックは、お好みのカラーを取り入れてコーディネイトを楽しめます。
インテリアカウンターもグレージュカラーを選択すると統一感のある空間をつくることができます。
キッチンの扉柄をグレージュにして居心地のよい空間に

オープンキッチンのカラーは、リビングやダイニングの雰囲気にも影響します。どんな色にも合わせやすいカラーを選択すると安心です。キッチンの扉柄のグレージュアッシュ柄は、さまざまな色と相性が良く、落ち着いた雰囲気を演出します。

ウォールユニットはグレーアッシュ柄、フロアユニットは、グリーンやブルー系のカラーを取り入れると空間にメリハリがでます。

グレージュを中心に彩度を抑えた色と素材で空間をコーディネイトするとまとまりがでます。
パナソニックのシステムキッチンは、扉、カウンター、シンク、キッチンボードまで豊富な色柄を揃えているので、お好みの組み合わせでアレンジできます。床材やキッチンの扉柄で同じグレージュカラーを選んでも単調にならず、トータルでコーディネイトできるように開発しています。
玄関ホールは、グレージュカラーでコーディネイト

グレージュは、どんな空間にも使いやすいカラーです。帰ってきてすぐに手が洗えるよう玄関に洗面台を設置する場合、空間の雰囲気を損なわないように配慮したいものです。グレージュアッシュ柄やグレージュヒッコリー柄の床材や玄関収納扉は、洗面台のホワイト系のカラーと馴染み、落ち着いた高級感のある空間になります。
バスルームは、落ち着いたカラーで睡眠前のくつろげる空間に

バスルームは、グレージュカラーなどの落ち着いたカラーが人気です。パナソニックバスルーム「BEVAS(ビバス)の壁柄は、豊富な色柄から選べます。壁はチェスナットグレージュ柄、浴槽のエプロンは「グレージュレザー」、床材は「ベージュテラゾー」の組み合わせにするとほっとしあわせを感じるバスルーム空間をつくることができます。
家具や小物でアクセント

グレージュは、落ち着いたカラーのため、ソファーやカーテンなどのファブリックにアクセントカラーを取り入れるとメリハリが出ます。
ダークブルー、モスグリーン、ローズレッドなどの落ち着いたカラーは、グレージュカラーの柔らかい雰囲気と相性がよく、インテリアになじみます。
グレージュはどんな世代にも受け入れやすい

グレージュは、優しく温かい色みなので、幅広い世代のライフスタイルになじみます。若い世代は、好きな色をアクセントに取り入れてシンプルだけどスタイリッシュな空間に。小さな子どもがいるご家庭でも、おもちゃなどの明るい色柄が増えても落ち着いたグレージュカラーがメインの空間なら、違和感なく溶け込みます。子どもが巣立ったあとも、落ち着いたトーンのファブリックや家具を取り入れて、ゆったりと過ごす空間にアレンジできます。