2024/04/25
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片付けは自分で!子どもの片付け力を磨く収納のコツ
新学期は、新しい教科書や文房具などものが増えるタイミング。収める場所がなくて、机の上に置きっぱなしになっていませんか?親としては、子どもが自主的に片付けられるようになってほしいもの。子どもが自分で片付けられるようになるコツをご紹介します。
プリントの提出場所と整理方法を決める
子どもが学校からもらってくるプリント類は、読むだけのもの、保管するもの、提出するものなどさまざま。特に困るのは、もらってきたプリントを子どもが出し忘れてしまうこと。気が付いたらランドセルの奥でぐちゃぐちゃ…ということも。
プリント類は、子どもと置き場所を決めて、もらってきたら必ずそこに入れるように徹底しましょう。読んだものを保管する場所も決めておきます。予定が書かれているような、時々見返したいプリントは、貼る場所を決めて定期的にチェックできるようにするといいですね。
ランドセルを置きっぱなしにしない
低学年のうちは、ランドセルをリビングに置くことも多いと思います。学校の準備を親と一緒にする場合や、宿題をダイニングテーブルでする場合は、近くに荷物を置く場所があると便利です。
子どもが片付けをする時に大切なのは、自分でできる環境を整えること。ランドセルや帽子を置く場所を決めておくことはもちろん、子どもの目線に合っていることや、置きやすい高さになっていることも、自分で片付けられるようになる大切なポイントです。
入れるだけ!置くだけ!簡単に収納できるオープンラック
片付けは、ものの分類、収める場所やその方法を考えるなど、同時にさまざまなことを考えることが必要です。上手くいかないときは、シンプルなルールを決めることも大切です。
ふたや扉があると、片付けるまでのプロセスが増えて面倒になってしまうので、子どもが小さいうちは、“入れるだけ” “置くだけ”などワンアクションで出し入れできるオープンラックがおすすめです。
また、おもちゃを種類ごとにざっくり分けて、大きな箱にまとめるだけなら、片付けが苦手な子でも大丈夫。ラベルを貼ったり、カゴの色を分けるなど、収納する場所がすぐに分かるように工夫をしましょう。
子ども部屋のゴチャゴチャを解消
片付けてはいるのだけれど、なんだか子ども部屋がゴチャゴチャして見える…。そういう時は、収納グッズや方法を見直した方がいいかもしれません。たとえば、収納ボックスの中身がはみ出ていると、ゴチャゴチャ見える原因になります。
ものがあふれた時は、ものの見直しをして、使わないものは、別の場所に移動させるか、処分することを考えましょう。定期的な見直しは、片付け力をつけるのに大切な作業です。
子どもの片付け力を磨くことができる玄関収納
玄関は毎日使うから、片付けの習慣が身に付きやすい場所です。子どもが取り出しやすい高さに収納することで、片付けがしやすいだけでなく、自分で靴を探して履けるようになります。
また、外出時に必要な虫よけや外遊びグッズも併せて玄関に収納することで、自分で準備をする力をつけていくことができます。
捨てられない子どもの作品は飾って楽しむ
学校から持って帰ってくる子どもの作品。どんどん増えて、簡単に捨てられない…と困っていませんか?リビングに子どもの作品をディスプレイするコーナーを作り、次の作品を持って帰ってきたら、今の作品を処分するなど、ルールを決めておけば、子どもも納得できるかもしれません。処分する前には撮影してアルバムにするなど気持ちよく片付けられる方法を見つけたいですね。
監修協力
高山 一子(たかやま いちこ)さん
収納コンサルタント/ライフオーガナイザー
株式会社SMARTWORKS代表取締役。一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定トレーナーとして活動するとともに、片付け収納サービス、新築・リフォーム時の収納コンサルティング、収納や片付けの各種セミナー講師として活動。