住宅リフォームのヒント集

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2022/07/11

台風・地震など自然災害に備える。在宅避難ができる住まいにリフォーム

台風や地震などで避難を余儀なくされるなど、いつもと違う環境で過ごすのは大変です。在宅避難なら、環境を変えることなく生活をすることができます。どんな設備があれば在宅避難生活が送れるのでしょうか?在宅避難ができる住まいについてご紹介します。

住まいの耐震性を確認しよう

在宅避難ができる一番の条件は、家が丈夫であることです。まずお住まいの耐震性を確認しましょう。1981年(昭和56年)より前に建てられた旧耐震基準の建物の場合、耐震性に問題がある場合があります。耐震診断を行い、場合によっては耐震リフォームをすることで、地震の際も安心して過ごすことができます。
耐震診断や耐震リフォームに、補助金を出している地方自治体もあるので、お住まいの地域について調べてみましょう。

ライフラインが止まっても生活できる?

地震や台風で、電気やガス、水道などのライフラインが使えなくなることがあります。2019年の台風15号では、関東を中心に大規模停電が発生。復旧するまでに2週間以上かかった地域もありました。

電気が使えなくなると、エアコンや照明はもちろん、冷蔵庫も使うことができません。携帯電話の充電もできないので、緊急時の連絡が取れない状態に。
ガスや水道が止まると、キッチンの家電が使えず食事ができない、お風呂に入れない、トイレの水が流せないなど、生活に大きな影響がでます。

停電になっても電気が使える蓄電池

夜に停電になったら、家の中はもちろん、近所もあかりがついていないので、あたり一面真っ暗な状態になってしまいます。
そんな時に蓄電池があれば、貯めておいた電気を使うことができます。蓄電池の電気は、照明やテレビ、冷蔵庫にも使うことができます。
蓄電池は、自動給電の設定をしておけば、停電時に手動で操作をすることなく、自動で必要な機器に給電できます。照明に自動的に給電するようにしておけば、停電になってもすぐに照明が点きます。

パナソニックの「創蓄連携システム」があれば、昼に太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に貯めておき、発電できない夜に使うことができます。
夜に電気を使っても、再び昼に発電して充電できるので、長期間の停電でも電気を使うことが可能に。在宅避難時にも、電気が使えることで普段と変わらずに生活をすることができます。

断水してもトイレが使えると安心

断水するとトイレが使えなくなります。またタンクレスのトイレは電気を使っているので、停電すると水を流すことができない場合があります。
トイレが使えないからと、水分摂取を控えてしまうとエコノミー症候群などのリスクが高まります。万が一に備えて携帯トイレを用意しておくなど、非常時の対応を考えておくと安心です。
パナソニックのトイレ「アラウーノL150」は、停電していてもボタン操作や手動で水を流すことができます。断水時には、便器に水を入れることで流すことができます。トイレが使えない環境は、大きなストレスになるので、自宅でトイレが使えると安心ですね。

  • ※地震などで配水管が壊れている場合は、トイレを使うことができません。

断水時にタンク内の水が使えるエコキュート

パナソニックの給湯機「エコキュート」は、断水時に、タンク内に残っている水やお湯を生活用水として使うことができます。
気象情報と連携し、警報や注意報が発令されている間、タンクにお湯が満水になるように沸き上げを続けるなど、レジリエンス機能を強化したエコキュートも登場しています。

買い置きを使って補充する「日常備蓄」

リフォームでは、在宅避難できる設備を取り入れると、万が一の災害時に安心です。さらに、ライフラインが使えない状態でも1週間程度、自宅で暮らせるように食べ物、飲み物、生活用品の備蓄も必要です。
普段から、少し多めに食品や生活用品を買い置きし、使いながらその都度、補充することで、常に備蓄ができている状態にするといざというときに安心です。

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