リフォーム・リノベーションのヒント集

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2024/07/31

暑い夏を涼しく乗り切るエコリフォーム

猛暑日や熱中症という言葉を連日のように聞くようになりました。厳しい暑さに負けないために、住まいでできる工夫やおすすめの設備、エアコンの賢い使い方をご紹介します。設備を上手に活用して夏を快適に過ごしましょう。

緑のカーテンや打ち水は昔ながらの涼をとる工夫

私たち日本人は、古くから涼をとる工夫をしてきました。例えば、打ち水。地面に水をまくと、水が蒸発する時に地面の熱をうばい、温度が下がって涼しく感じます。朝や夕方の日差しが弱い時間に水をまくことで、水を地面に長時間保たせることができます。
また、できるだけ効果を長持ちさせるために日陰にまくことがポイントです。窓辺に「よしず」や「すだれ」をかけて、日差しを遮ったり、ツタなど緑のカーテンを窓辺にはわせて影を作るなどの工夫は、今すぐできて効果を発揮します。

雨水をためる「レインセラー」があれば、ためた雨水を活用できるので、水道代を節水しながら打ち水ができます。打ち水と一緒に、花や緑のカーテンの水やりにも使えます。キュウリやトマトを一緒に育てれば、収穫して食べる楽しみもできて、一石二鳥です。

家の中でも熱中症対策。エアコンを上手に使おう

室内でも熱中症にかかる危険性があります。特に高齢者は温度に対する感覚が低下し暑さを感じにくくなるため、気がつかないうちに症状が進行してしまう場合も。小さな子どもも暑さに弱く、自分の症状を周囲にうまく伝えられないこともあるので、注意が必要です。

室内の熱中症対策は、上手にエアコンを使う事ですが、電気代が気になる方も多いのでは。エアコンを賢く使って、電気代を節約しながら快適に過ごしたいですね。
エアコンを効率良く使うためには、室外機のまわりにものを置かない、直射日光を避けることがポイントです。フィルターは、ほこりがたまると効率が落ちるので、2週間に1回程度の定期的な掃除が必要です。フィルターを自動で掃除してくれる機能がついているものなら、掃除の手間が軽減され、効率良くエアコンを使うことができます。

閉め切っていた部屋はエアコンを運転する前に、窓を開けて室内の暖かい空気を外に逃がしてから運転することで、省エネにつながります。

また、冷房中にシーリングファンを活用することで、部屋の空気を循環させ温度のムラをなくすことができます。照明と一体型のタイプなら、場所を取らず取り付けやすいのでどんな部屋にも取り入れられます。

室内の断熱性を高めてエアコンの効率をアップ

エアコンの効率をアップさせるためには、熱の出入りが多い窓の断熱がポイント。天井や外壁などの断熱は大規模な工事が必要になりますが、窓の断熱リフォームは比較的簡単にできます。特に内窓を設置するリフォームなら、既存の窓に内窓を取り付けるだけです。窓からの日射熱を低減させ、冷房の効きが良くなります。

引戸を可動式の間仕切りとして活用

風の通り道を作ることも涼しく過ごすためのポイントです。風が家全体を抜けていくよう、襖や障子、ドアを開けて通り道をつくりましょう。
開口部が天井高まである建具は、通風量もアップ。壁を取り払って可動式間仕切りにリフォームすれば、開放的で涼しく過ごせます。エアコンをつける時は、間仕切りを閉めることで必要な場所だけを冷やすことができ、効率がアップします。

天然木を使った床に変えて、素足で過ごす気持ちいい夏に

天然木の床材は、さらっとした足触りで夏は心地よく感じます。ただ、天然木は経年劣化が気になる人も多いようです。
パナソニックの「マイスターズウッドシリーズ」は、天然木をシート状にスライスして、基板に貼り付けた「突き板」仕上げ。木目の個性を引き立たせる技術や質感を引き立たせる加工を施しています。さらに年月を重ねても美しさがあせない機能性も備わっています。表面の凹凸で心地よい足触りを楽しめる「マイスターズウッドフロアー kihada」なら、裸足で年中快適に過ごせます。

IHのコンロなら、調理中のキッチンの暑さが軽減

そうめんを茹でたり、天ぷらを揚げたり…「夏のキッチンはガスコンロのまわりに熱がこもって暑くて大変!」というお宅は多いのでは?
ガスコンロからIHクッキングヒーターに変えれば、夏でもキッチンに熱気がこもらず快適です。パナソニックの「トリプルワイドIH」は、お鍋を3つ並べて一気にお料理できるから、調理時間が短縮!キッチンに立つ時間も減らせます。
付属の「ほっとくっキングリルパン」と、登録されたメニューの調理をサポートしてくれる「グリルパン調理モードを」活用すれば、食材を入れてボタンを押すだけで、裏返すタイミングや焼き上がりをお知らせし、電源を自動OFFするので、手間なく調理ができます。

発熱量が少なく調色できるLED照明で、涼しさを演出

LED照明は白熱灯やハロゲンライトに比べて発熱量が少なく、まわりを熱くしないのが特長。食卓のペンダントライトなどを、明るさや光の色を変えられるタイプのLED照明に変えて、あかりの演出で涼しさを感じられる空間に変えてみませんか。

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