2021/03/12
- {{ $store.state.categories[pageInfo.category] }}
二世帯暮らしを円満にする
間取りと設備の工夫
二世帯住宅では、一緒に暮らし始めてからお互いの生活リズムや習慣の違いに驚くことがあります。リフォームの前に生活音や生活習慣に配慮した間取りや設備を考えたいですね。親世帯と仲良く暮らす住まいの工夫をご紹介します。
生活習慣を知って、ムリのない二世帯暮らしを考える
お舅さん、お姑さんと一緒に買い物に行くほど仲良しでも、一緒に住み始めると生活リズムや習慣の違いから、ぎくしゃくした関係になることもあります。住まいづくりのプランニングのときには最初にお互いの生活パターンや、一緒に住む場合のルールを話し合いましょう。共有で使う場所の掃除や光熱費の分担などを確認した上で、間取りなどの設計を始めることが大切です。
子どもの足音だけではない、生活音対策
親世帯の就寝時間が早いと、子どもの走り回る音やテレビの音量が気になります。親世帯の寝室と子世帯のリビングは離しておくのがオススメ。
バスルームやトイレなどの排水音も親世帯に響かない間取りを考えましょう。さらに、子育て中は食べこぼしで汚れた服やクラブ活動で使った練習着を洗ったりと、夜でも洗濯機を使うことがあります。洗濯機の音は意外と響くので、置き場所にも配慮が必要です。
みんなが使いやすいキッチン
キッチンは、カウンターの高さやシンク・コンロの配置、照明の明るさ等で使い勝手が変わります。キッチンを共有で使う場合、みんなが快適に使えるように、ショウルームで一緒に使い勝手を確認することをオススメします。
収納は引き出しタイプのものが取り出しやすく便利です。迷子になりがちな小さな調理器具は細かく仕切れるタイプの収納で、誰が使っても迷わないように所定の位置を決めておきましょう。
さり気なく手伝える、アイランドキッチン
調理をしているお姑さんの横で、食器を用意したり、洗い物や片付けをお手伝いすることもあるかもしれません。配膳のしやすさも考えると、回遊できるアイランドキッチンがおすすめです。
システムキッチン「Lクラス」の「Idobata Style(いどばたスタイル)」は、通常シンクとコンロの間にある調理スペースが、シンクをはさんで左右2か所に配置されているので2人で作業しても肘がぶつかりません。
また「ラウンドアクセスシンク」はダイニング側からも使える形状のシンクなので、向かい合っての洗い物や食事前の手洗いがスムーズです。
バスルームは1つでも、洗面ボウルは2つ
朝の身支度や、夜の歯磨き、家族全員が外出先から帰ってきたときの手洗いなど、混むことが多い洗面室。二世帯暮らしで家族が多い場合は、洗面ボウルは2つあると便利です。大きめの鏡があれば、ヘアセットやお化粧も気兼ねなくゆっくりできますね。
気兼ねなく使えるトイレの工夫
トイレが共用の場合には、手すり付きのものが安心です。また、二世帯の場合、気になるのはトイレ使用時の音。消音のために二度流しするという人も多いのでは。自然な擬音で使用時の音を消してくれるトイレならムダな流水を減らせます。
家族みんなで使うトイレは汚れが気になるので、お手入れしやすいものを選びたいですね。