住宅リフォームのヒント集

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2015/07/22

やっと夫婦でゆっくり旅行!でも空き巣が心配…防犯対策を考えた住まいに改善

時間に余裕のできたセカンドライフの楽しみの一つが旅行です。でも何日も家を空けると、気になるのが空き巣。万一空き巣に入られたら対応が大変なことはもちろん、精神的なショックも大きいもの。しっかりと防犯対策をして、心から旅行を楽しみましょう。

「わが家は大丈夫」の過信に注意!他人事ではない侵入窃盗の被害

平成26年度の侵入窃盗(空き巣、忍込み、居空き)の被害は一日当たり約132件(※)にもなります。その大部分が、留守中の犯行です。外出時は戸締りをしっかりして、近所の人たちに声をかけることも大切ですが、それだけでは防犯対策が十分とは言えないことも…。家全体を見回して、空き巣に狙われそうな部分はしっかりと対策をしましょう。防犯のしっかりした家なら、旅行中はもちろん、在宅時や就寝時も安心して過ごすことができます。

  • ※警察庁「データで見る侵入犯罪の脅威 侵入窃盗のデータ(侵入窃盗の認知状況の推移)」

高い塀があるから安心…。逆に危険!見通しのよさが大切

空き巣犯は必ず下見をするといわれています。その時に、「この家は入りにくい」と思わせることが大切です。例えば高い塀に囲まれた家は一見、侵入しにくそうですが、いったん入ってしまえば外から見えにくいため、空き巣犯はかえって行動しやすくなります。リフォームでは塀や植栽は外から見通しのよい高さと構造にし、物置など身を隠せるものも極力、置かないようにしましょう。

侵入されやすい窓や玄関などは、重点的にガード

空き巣の侵入口で最も多いのは窓で、約6割(※)を占めています。ガラスを破り、そこから手を入れて錠を外すケースが多いようです。外に面格子があっても、過信は禁物。桟や取り付けネジが簡単に外せるものもあるからです。すべての窓を、破りにくい防犯ガラスに交換したり、補助錠も付けるとよいでしょう。さらに、センサーをつけて異常があるときに知らせてくれるセキュリティシステムを設置するのがおすすめです。

  • ※警察庁「手口で見る侵入犯罪の脅威 侵入窃盗の侵入口(一戸建て)」

照明を使って、空き巣の侵入を防ぐ

空き巣犯は人に見られるのを嫌がるので、暗がりをなくすのも有効です。玄関や通用口などの周りは、照明で明るくしましょう。人に反応するセンサー付きライトならフラッシュ光で警告してくれるので、おすすめです。必要な時しか点灯しないので電気代も気になりません。2階や3階の窓から侵入されるケースもあります。上階の窓にも、センサーライトをつけるとよいでしょう。

留守中でも安心したい!照明とインターホンの工夫

家に人がいるように見せかけるのも、ひとつの手段です。タイマー設定で自動的に点灯・消灯できる照明があり、まるで人がいるように見せることができます。インターホンは外出先から来訪者の画像をメールで確認できるもの(※)がおすすめ。不審者かどうかすぐに分かります。 旅行から帰ってきたら家が荒らされていた!ということのないように、いますぐできることから対策をしておきましょう。

  • ※来訪者の着信画像をメール転送するには、インターネットの契約・接続が必要です。

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