( gallery )
2026.10.15
- interview
- 片桐 絵都
- text
- 片桐 絵都
- photography
- 山中 慎太郎
「奥行き」をデザインする
落ち着いた色合いをベースに、大人な和モダンを表現した平屋。27坪前後という限られたスペースの中に、視線が抜ける工夫が凝らされている。
細長い敷地のため、外庭を設けることは難しい。そこで中庭を家の中心に取り入れ、内側に抜け感をつくり出した。そしてリビングは勾配天井に。視線が自然と上へ向かい、コンパクトな住まいに広がりをもたらしている。
デザインの起点となるのは、VERITIS(ベリティス)のイデアオーク柄の格子ドア。床材も同じ色柄で揃え、グレージュの壁と組み合わせることで、木の温もりを感じながらも洗練された和の空間に仕上げた。
リビングの奥には小上がりの和室を。床に段差をつけることで抑揚が生まれ、勾配天井とも相まって奥行きを感じさせる。
キッチンはフルフラットタイプを採用。あえて腰壁で視線を遮らずに、リビングとの一体感を確保した。回遊動線や前面収納を取り入れ、使いやすさにもこだわっている。
大切なのは「広い」ことではなく、「広く感じる」こと。巧みな仕掛けが施された平屋には、外からは想像できない伸びやかな時間が流れている。
*記事内でご紹介した商品は、2026年10月15日時点の仕様となっております。
ご検討の際は、ショウルームやカタログ等でご確認ください。


















