( interview )
整理収納アドバイザー・ルームスタイリストのYukikoさんが、パナソニック ショウルーム 大阪を訪問。アドバイザーとショウルームをぐるっと一周した後、お気に入りのドアを床材と組み合わせながら選ぶ。ドアは、デザインと色柄の組み合わせ827通りのバリエーションから選ぶことができる。ドアから始まる、Yukikoさんの理想の空間とは?

ブルーグレーオーク柄で
かわいく
Yukiko「2014年に私が家を建てたときは、家族の一体感を演出するために、空間全体をダークブラウンとモノトーンに揃えたんですよ。でも時代によって傾向は変わっていって、コロナ禍になっておうち時間が増えている今は、家族の気配を感じながら、プライベート空間がある家は魅力的ですよね。いつかリフォームする機会があったら、ドアから変えてみたいですね。これだけの選択肢の中から選んだお気に入りドアは、その空間の顔となって豊かに暮らしを彩ってくれると思います」
アドバイザー「ぜひ、ご自宅のリフォームを想像して、お気に入りのドアを選んでみてください」
Yukiko「はい! じゃあ子ども部屋から選びますね。ペイントカラー ブルーグレーオーク柄がかわいいです。他にはなかなかない色味。子どものプライバシーを守るために、ガラスの採光部はないほうがいいかなと思うので、デザインは、ベリティス クラフトレーベルのPL型がよさそうです」


Yukiko「床も明るい色味がいいかな。木目がきれいなベリティスフロアーSハードコードに惹かれます。色味は……カームチェリー柄も魅力的だけど、ホワイトオーク柄にします!くすんだ感じの組み合わせがかわいい〜」

アドバイザー「仮に選んでいただいた組み合わせの展示がなくても、パナソニックのHP上でカラーコーディネートのシミュレーションができますよ」

(Yukikoさんが選んだドアの組み合わせはこちら。カラーコーディネーションシステムで画像を作成)
ソイルブラック柄でシックに
アドバイザー「では、リビングのドアを変えるとしたら、いかがでしょう」
Yukiko「リビングは、光がたっぷり入るガラス面が大きなスタンダードレーベルのHB型が好みですね。わんこがガラスに気づかず飛び込んでいきそうだけど(笑)。色は黒がいいので、ソイルブラック柄にします」

Yukiko「床はアッシュ系がいいかなと思いますが、おすすめはありますか?」
アドバイザー「ブラック系のドアの組み合わせで人気なのは、ラピスタイルフロアーのモルタルグレーですね。石質仕上げになっていて、ホテルのようなシックで高級感のある空間になります。水にも強いので、インナーテラスや脱衣所で採用いただくことも多いです」
Yukiko「めちゃくちゃかっこいい。石材っぽいけど冷たすぎないのもいいですね。床はこれにします!」


ホテルのような重厚感を
Yukiko「次は寝室を選びますね。色味はグレージュアッシュ柄がいいですね、落ち着きがあって。デザインは、重厚感のあるハイドアで。寝室なのでガラスがないプラスレーベルのPJ型にします。床は重厚感がほしいけどこれだけ種類があると迷いますね。選び方のポイントはあるのでしょうか?」

アドバイザー「具体的なものをいきなり選ぶのは難しいと思うので、まずはイメージを固めていけるとよいかと。ドアに対して、統一感をもたせるか、メリハリをつけるか、どちらが好みですか?」
Yukiko「メリハリがあるほうが好きです!」
アドバイザー「でしたら、ダーク系のお色味、ウォールナット柄もいいかもしれません。ドアの色味が明るめなので、床材をもう一段濃いディープオーク柄にしても圧迫感はないかと思います」
Yukiko「ほんとですね! 床材はこれにします、木目のあるアーキスペックフローリングS ラスティックのディープオーク柄に」
HP上でカラーコーディネーションも
アドバイザー「ドアのデザインと色味を決めたら、次はドアハンドルですね。ハンドル・取手もこれだけの種類の中からお選びいただけます」

Yukiko「これは迷うなあ。それぞれ選んでいきますね。ドア本体のデザインはばらばらですが、ドアノブは黒で統一してもいいかも。全部オフブラック色にします。子ども部屋はかわいい感じだったので、丸みのある棒形のA2型。寝室は、アッシュ系のハイドアで大人なデザインだから、何がいいんだろう……」
アドバイザー「オフブラックで統一するなら、高級感のあるデザインのP2型にしてもいいかもしれないですね」

Yukiko「アーティスティックですね。これにします。とは言っても、実際に選ぶとなると即決はできないですよね。みなさん、どうやって決められているんですか?」

アドバイザー「みなさんHPなどで事前に情報を収集して、ある程度狙いを定めてからいらっしゃいますね。先程お伝えしたパナソニックのHP上で、お部屋のシミュレーションができるんです。色味やデザイン、ドアノブの組み合わせを選択して、実際の雰囲気をショウルームで確かめる方も多いです」
Yukiko「なるほどー。サポートも充実していますね」
【子供部屋】
ドア:ベリティス クラフトレーベル PL型 ブルーグレーオーク柄
床:ベリティスフロアーS ハードコード ホワイトオーク柄
ひとこと 「個性がありながらも空間に馴染む、くすんだ色味がかわいい」

【リビング】
ドア:ベリティス スタンダードレーベル HB型 ソイルブラック柄
床:ラピスタイルフロアー モルタルグレー
ひとこと 「大きなガラス面で光をたっぷり入れ込み、黒でシックに引き締めます」

【寝室】
ドア:ベリティス プラスレーベル PJ型 グレージュアッシュ柄
床:アーキスペックフローリングS ラスティック ディープオーク柄
ひとこと 「背の高いドアと落ち着いた色でホテルのような重厚感のある空間に」

いつでも快適に過ごせる家に
子ども部屋、リビング、寝室。それぞれドアのデザイン、色味、床材、ドアノブを選んでもらった後、Yukikoさんに改めて感想を聞いた。
Yukiko「一つひとつの部屋のドアを選んでいくの、めっちゃ楽しいですね。ドアを決めるだけでどんな部屋にしたいか、方向性が決まって、妄想がどんどん膨らんでいきます。部屋ごとにドアのカラーやデザインを変えることで、それぞれのシーンに合った個性がぐっと引き立つ。扉を開けてその空間で過ごす時間がより豊かになりそうです。
ここに来るまで、ドアにこんなにも選択肢があるなんて知りませんでした。新たな発見があったので、ドアもこんなに楽しめるんだよ、空間の可能性を広げてくれるんだよ、と伝えていきたいです」

ご自宅での実践をベースに、さまざまな家庭の収納や家づくりのアドバイスをするYukikoさん。家づくりの理想は?
Yukiko「私の理想は、好きなものに囲まれながら、すっきり快適に暮らせる家。家族が帰ってきたときに、ほっとくつろげるような空間にしていたい、と思っています。その理想から『本当に必要な物しか持たない暮らし』に行きつきました。
そのためには、自分が快適だと思う物の“適正量”や、自分が心地よいと思う空間の好みを知ることが大事。“自分を知る”という意味でも、はじめに数ある選択肢からドアを選ぶことはいい機会になるかもしれません。ドアを選ぶことで、その色味やかたちから自分の好みを知り、ドアに合わせた家づくりをしていけば、きっと自分にとって居心地のいい空間になりますね」
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家族の気配を感じながら、プライベートな空間を持ち、一緒に心地よく暮らす。そのために自分たちが快適だと感じる空間の好みを知る。ひとつの家でそれぞれの部屋の顔となるドアを一つひとつ選んでいくことは、その空間での暮らしを豊かに彩っていくはじまりになるのかもしれない。
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https://sumai.panasonic.jp/sr/

今回訪れたのは、
パナソニック ショウルーム 大阪
〒540-6303
大阪府大阪市中央区城見1丁目3-7 松下IMPビル3階
10:00~17:00
予約は公式サイトから
https://sumai.panasonic.jp/sr/osaka/
Ameba公式トップブロガー/整理収納アドバイザー1級/ルームスタイリスト 1級
仕事や子育てをしながらでも簡単にキレイなおうちをキープできるような工夫を日々、ブログで発信しています。
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