入居者の暮らしに自然となじむ設備選びを
快適な空間づくりのノウハウを
福祉施設づくりへ
住宅型有料老人ホーム GRACIL枚方
介護付き有料老人ホーム「GRACIL（グラシル）枚方」を運営する
株式会社あかりホームは、住宅をはじめとした建築事業に長く携わってきた企業。
ひとが快適に感じる空間づくりを考え、
ご高齢の方の新しい住居となる空間にノウハウを結集。
入居者視点から考慮された設備選びの背景などを施設長に伺いました。
入居者に、「施設」ではなく
「新しい住まい」と感じてもらうために
介護付き有料老人ホームは、
多くの人と触れ合い、
POINT
個室と共有スペースを
バランスよく配置
暮らしに馴染む
デザインと機能
入居者もスタッフも
誰もが使いやすい
本内容は、株式会社あかりホーム「GRACIL枚方」の
ご担当者様への取材（2024年7月に実施）をもとに
構成しています。
慣れ親しんだ使い方ができるから、
暮らしに馴染んでいく
住宅型有料老人ホーム GRACIL枚方
住宅などの建築事業をベースに福祉事業も運営する「株式会社あかりホーム」の施設。入居前の人間関係や生活習慣、さらには趣味や興味も継続できるように関わりを深めていく取り組みを推進。
福祉施設におすすめ
パナソニックの内装建材
タイムラグ自閉機構付き
幅広上吊り引戸
一定時間で自動で閉まるので、車いすの方も振り向かずに通過可能
不燃壁材
高い意匠性と不燃性・強度を両立。安心・安全な施設づくりに貢献
土足対応
床材
車いすのゴム汚れが取れやすく、抗菌・抗ウイルス性能タイプもご用意
社員寮を老人ホームへと
リフォームして再利用
このGRACIL（グラシル）枚方は、当社が住宅建設事業で培ってきた、人が快適に感じる空間づくりのノウハウを用いて完成した、156部屋全室個室の住宅型有料老人ホームです。
訪問介護と訪問看護が併設しており、自立の方から要介護の方まで末永く暮らすことができます。
多くの個室だけでなく、大浴場や食堂などもある当施設は、もともと某企業の社員寮でした。専有スペース・共用スペースがバランスよく存在し、プライバシーを守りながらグループで生活できるレイアウトでしたので、老人ホームへ変更もスムーズに行うことができました。
暮らしに馴染むデザインで
施設ではなく、
「住まい」をつくる
入居される利用者様には「施設」ではなく、「新たな住まい」に引っ越してきたと感じていただけるよう、空間づくりには配慮しております。パナソニックの設備は、住まいやくらしに馴染むデザインです。品や高級感のあるホテルライクな空間をつくりながらも、徐々にそれが暮らしに溶け込んでいくので、入居者様は当施設をご自身の住まいとして愛着をお持ちになっています。
また、パナソニックの設備をはじめて使う際でも、違和感なく無理せずに使うことがきます。手すりなどは、手を添えるだけで自然に握りやすく馴染んでくれます。使いやすいから、使う回数も増えていきます。すると、どんどん設備が暮らしに馴染んでいってくれます。
採用した家庭用エレベーターは、大きすぎず住まいの感覚で使えるサイズです。乗車人数も限られるので、密になりにくくプライベートゾーンも確保できます。
スムーズに介護ができるように
環境や使い方が変わらないこと
環境の変化を最小限に抑える。それは入居者様の暮らしを守るために、とても大切なことです。入浴に関して言えば、身体状況によって、個浴から機械浴に変更が必要になることがあります。そうなると、入居者様は大きく戸惑います。利用するバスルーム自体が変わっても、同じメーカーのバスルームで揃えられると、空間の雰囲気の差異も少なくてすみます。パナソニックは個浴用だけでなく、介護浴槽にも対応できる大きなバスルームもラインアップしているので、そういった変化を抑えることができます。
また、操作面でも大きな変化がないことで、入居者様・スタッフそれぞれの慣れ親しんだ使い方ができます。
入浴介護は、効率よく身体を洗えばよいというのではありません。利用者の身体環境・健康状態をチェックさせていただける時間でもあるし、さらにはコミュニケーションができる時間です。これまでと同じ使い方ができることで、気持ちに余裕が生まれ、スムーズに作業ができ、入居者様に適した介護ができると考えます。手を伸ばせば、そこにレバーや手すりがある。イメージ通りに利用・介護ができる。パナソニックの設備はそんな風に考えられているデザインだと利用しながら感じています。