新築にあたり奥さまが絶対にほしかった設備は、パナソニックの「マルチワイドIH」。理由は、愛用のオーバル鍋では、だ円形の両端部分にガスコンロの火が届かず調理がしにくかったから。そのため当初からパナソニックのキッチンに決めていました。どのタイプにしようかと迷っていたとき、「いろりダイニング」が発売に。カタログを見た奥さまは「デザインが素敵、これがいい」とすぐさま決心されたそうです。
建物構造 | 戸建て(新築) |
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家族構成 | 夫婦、息子 |
反対側からも
使えるから
家族が自然と
手伝ってくれる
料理のあたためなおしは
ダイニングに座ったまま、
振り返ってスイッチを
押すだけでいいんです
25年前に購入した住まいを建て替えたN様。キッチンの希望は、オープンかつ明るい空間であること。旧居は対面型キッチンでしたが、居室側の壁には小窓があるだけ。キッチン部分が囲われているため閉鎖的で圧迫感がありました。「暗いうえに風通しも悪く、夏は調理中とても暑かった」そうです。
「いろりダイニング」でなによりよかったのは、シンクもIHも両側から同じように使えること。ダイニングテーブルについて、座ったまま振り返るだけでIHのスイッチに手が届きます。食事中に料理をあたためなおす時も、わざわざ席を立ってキッチン側に回り込む必要はありません。もちろん調理中にも、うれしい変化。料理ができあがると「これ、よそおうか」と息子さんが、ダイニング側から盛り付けを手伝ってくれることが増えたのです。
また、「シンクを三方向から使えるのが、とても便利」と奥さま。食器など洗っている途中でも、横から腕を伸ばして手を洗うなど、同時に複数人で利用できるのでストレスがありません。「ダイニングで片付けをしていて、ちょっと手を洗いたいと思ったときに、わざわざキッチンの中まで回り込まなくていいのも、ずいぶんラクです」。
「いろりダイニング」には、テーブルプランとビルトイン収納プランがあります。N様家では、ご長男一家もいっしょに大人数で食事をすることを考えると、大きなダイニングテーブルが必要になります。そこでテーブルプランではなく、ビルトイン収納プランを選ばれました。実際に使い始めると、調理器具もすぐ取り出せるので使い勝手がよく、「わが家にはこのプランでよかった」と納得されているそうです。
食事中に冷めた料理をあたためなおすのに、立ち上がる必要はありません。腕をのばしてスイッチを押すだけ。「ダイニング側からシンクを使えるので、食事中に食器をちょっと洗ったり片付けたりするのもラクですね」。
お気に入りのオーバル鍋も、「マルチワイドIH」なら鍋全体を均一にあたためることができるようになり、料理がよりおいしくつくれるようになりました。
オープンだからこそ、
リビングダイニングになじむ
“インテリアのような”キッチンを選びました
ベースは白、アクセントに黒を配したLDKは、シックで落ち着いた空間になりました。冷蔵庫や電子レンジなどキッチンには必ずある家電製品が見えないのも、全体の印象づくりに役立っています。訪れたご友人はみなさん「モデルハウスみたい」と驚くそう。
それも奥さまの狙いどおりです。「ごちゃごちゃするのは好きではないので、ここが“キッチン”とわかるようにはしたくなかったんです」。家電製品などはすべてキッチン背面の3枚扉の奥にある造付け収納にしまわれています。徹底して生活感を出さないように考えて選んだのが「いろりダイニング」だったのです。
「漠然と白と黒がいいなと思って、まず天板に黒を選びました。清潔感もほしいから、キッチン本体は白に」。その後キッチンに合わせて、家具もひとつずつ決めていきました。
キッチンの計画中、奥さまは「家族が増えて、こんなふうにみんなで料理をしたり食事をしたりするんだろうな」と未来のシーンをよく想像したそう。完成したキッチンは、「デザインも機能性も、すべてが気に入っています。ここにいるのが好きなんです」とにこやかに話す表情に、ご満足の様子が伺えました。
オープンで動線のよいキッチンとしてアイランド型も浮かびましたが、「火のそばを子どもたちが通るのは避けたかった」というのが選ばなかった理由。「壁付けでも反対側からでも、IHを操作できるから、わざわざ回り込む必要がなくアイランド型よりも動線はいい」。
ふだん家事をしているとき扉は開けたままで、冷蔵庫や家電製品が使いやすいように。来客時にサッとしめるとスッキリ。
ランチョンマットやワイグラス、コップなどは、すぐ使えるようにダイニング側に収納。配膳など食事の支度がぐんとラクになりました。