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古材を使ったテーブルやシックな色のソファなど、生活を共にしてきた愛着のある家具との調和を中心にデザインされたリビングダイニング。落ち着いたブルーのアクセントウォールや自然素材を用いて北欧風にまとめられた空間は、長年お住まいのような居心地のよさを感じさせます
勾配天井の開放的なリビングと、既存天井を活かした落ち着いたダイニングが対照的なLDK。
キッチン背面は3枚引戸の収納を設置。お料理時は全開放にして使いやすく、来客時は閉じてすっきり
お子様の誕生をきっかけに、ご実家に戻ることにされたM様。2階の4人兄弟の個室を撤去し、LDKと寝室の大きく2つにゾーニング。さらに、北側を増築して1階と同位置に水廻りを配置。家事動線を短縮するとともに、両世帯が互いに気兼ねなく生活できるように配慮しました。「新しいものより古いもの、時間を経て素敵に変化していくものが好きですね」というお二人。好きな映画や雑誌を参考に、好みのテイストを共有しながら、丁寧に空間デザインや素材を決定していきました。リビングの天井は撤去して高い勾配天井とし、あらわしにした梁と金具にはアンティーク風の塗装を施しました。逆にダイニングは既存の天井高を活かしながら、唐松の天然木を張り、家族が落ち着いて団らんできる空間に。各部屋にはテーマカラーを設定し、ブルー・パープル・グリーンなどの北欧調のスモーキーな色が壁面を美しく飾っています。「好きなモノに囲まれて居心地がよく、家族をより近く感じられる住まいになりました」と話されています。