白を基調に、シンプルでスタイリッシュな雰囲気で統一されたS様邸のインテリア。その空間をよりラグジュアリーに演出するのが、随所に設えた間接照明です。実は以前から、あかりの演出に興味があり、いつか採り入れてみたいと考えていたというご主人。前述のモデルルームで間接照明や調光・調色の演出を体感し、「照明を変えるだけで、こんなに雰囲気が変わるとは」と改めてあかりの魅力を実感し、導入を決めました。
廊下に採用したのは、折り上げ天井のすき間から光が漏れ出す間接照明。やわらかい光が廊下全体を包み込み、その陰影が奥行きと広がりを感じさせます。一方、リビング・ダイニングには、埋め込み式のダウンライトを採用しました。「ダイニングのライトは光の色温度も変えられるので、食事会の雰囲気づくりにも活用したいですね」とご主人。シーンに合わせた光の演出が、いつもの空間に多彩な表情を添えてくれます。
玄関からLDKへと向かう廊下に設えた間接照明。光が壁面と天井に広がるため、圧迫感を感じがちな廊下も広がりと奥行きを感じさせます。直接的な光でなくても、明るさは十分。
ダウンライトを埋め込むため、天井が15㎝下がったものの、「吊り下がる照明が不要になったので圧迫感は感じないですね」とご主人。ダイニング側は調光・調色もできるので、「朝や夜、季節に合わせて使い分けたい」とお話しくださいました。
造作したAVボードの上部に設えた間接照明も調光が可能。映画を観るときは全体照明を消して間接照明だけを照らすと、シアター気分が味わえます。
リノベーションを行うにあたり、S様の気持ちを動かしたのは、リノベーション前にリフォーム会社から提案されたイメージCGの存在でした。「リノベーションをしたらこんな素敵な空間に生まれ変わるんだというのが一目で分かり、よしやろう!という気持ちになれました。CGがなかったら、まだ迷っていたかもしれませんね」とご主人。実際に動き出してからも「分からないことばかりでしたが、リフォーム会社の営業担当の方や現場の工事担当の方の対応が丁寧で、どんな質問や要望にも丁寧に答えてくれたので、信頼して任せられた」といいます。
リノベーションして日が浅く、いまだ新しい住まいの快適さに喜びを感じながら過ごしているというご夫婦。間取り変更はもちろん、アルミ巾木や扉の取っ手などディテールにこだわったことで、「うちがさらに好きな場所になった」といいます。「家族構成やライフスタイルが変わったタイミングで、今の二人の暮らしに合った住まいづくりができたのがよかった。さっそくマンションの友人家族を招きたいですね」と、これからの暮らしについて笑顔でお話しくださいました。
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