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HomeArchiは、豊かな陰影が心地よいライティングです。

中心のあかりをつくる

リビングテーブルやダイニングテーブルの上に光を集めて、人が集いたくなる空間の中心感をつくります。火を囲むあかりの原風景のように。

視線の先を明るくする

視線の先にある壁面などを明るくし、床面照度ではなく鉛直面の照度をあげることで実際の照度以上の明るさ感が得られます。物理的「明るさ」だけではなく感覚的「明るさ感」も重視します。

あかりの重心を下げる

低い位置にあかりを置き、あかりの重心を下げれば、空間に落ち着き感やくつろぎ感が出ます。また高い位置のあかりと組み合わせ、高低差をつけることで、空間の立体感を引き出すこともできます。

陰影をつける

物体は陰影があって初めて立体として見えてきます。あえて明暗をつけることで空間に広がりや奥行きを感じることができるようになります。

床・壁・天井で光を受ける

光はそれを受ける「面」があってこそ明るさとして目に見えてきます。建築設計の中で特に大切にしたい床・壁・天井という「面」。
それらを明かりを受ける反射板とすることで空間の開放感を強調することができます。

あかりを中心からずらす

ダウンライトを廊下の片側に寄せることにより空間に陰影がつき立体的に見え、同時に天井という「面」を美しく見せる効果もあります。

あかりを使いこなして、ワンランク上の空間づくりを。

狭い空間に広がり感を与えたり、単調な空間をドラマチックに見せたり。
あかりを味方につければ、空間演出の幅は、無限に広がります。
いくつかのポイントに気をつけて、理想のイメージを実現させてください。

1. ライティングイメージを決める

具体的にプランを立てる前に、まずどのような空間を創るのか、ライティングイメージを決めることが大切。
ソフトなイメージなのか、シャープなイメージなのか。華やかにするのか、しっとりと落ち着いた雰囲気にするのか。
住む方の生活を、具体的に想い描いて。たしかなライティングイメージがあれば、照明手法の選択に迷っても方向性がブレることがないのです。

2. 明るさの不安

実際にコーディネイトを始めて最初にぶつかるのは、明るさに対する不安。特に今注目されている補助照明だけの空間ではなおさらです。
たとえば、間接光ブラケットで構成された空間をイメージしてください。暗い感じがしませんか?
たしかに照度だけで判断すると、明るくはありません。しかし、空間の「明るさイメージ」は、実際の照度より明るい印象に仕上がります。
つまり、空間の明るさは、あかりの持つ特性を把握して考えることが必要なのです。

間接光は、実際の照度以上に空間に明るさを感じさせるもの。上手に取り入れて、ここちよい明るさを演出しましょう。

3. それぞれのあかりの実力

プランニング中は、平面図の全てにあかりを落とさなければ「暗いのでは?」という不安にかられがち。しかし実際は、あかりは単に器具から広がるだけでなく、天井、壁、床といった面に当たることで、さらに広がりを見せます。
空間の隅に置いた1灯だけでも、光は予想以上に広がるもの。あかりの実力を信じることが空間に豊かな陰影を与え、さらに広がり感や奥行き感を生み出すことになります。

1灯の実力を知ると、プランニングの幅は大きく広がります。

4. ライティングコーディネイション

人が自然に集う雰囲気をつくる「あかりだまり」、空間に広がり感や奥行き感を出す「壁、天井などを照らあかり」、あかりの重心を下げ、くつろぎ感を演出する「低い位置に置くあかり」。数あるあかりの手法の中から、プランする空間にとって理想のイメージを描きながら、それに見合う手法を選ぶことが大切です。
たとえば部屋の印象を大きく左右する「壁、天井などを照らすあかり」。ただ均等に並べて壁を明るくするだけでは、メリハリのない空間に仕上がりがちです。効果的な光演出のためには、まず壁がどんな形で立ち上がっているのか、どの壁を使うのが最も効果的なのかを見極めることが大切。
メインとなる壁を見つけたら、次はその壁に最適な手法を考えます。たとえば広い壁がある場合、少ない光量でも空間をここちよく、明るく見せる間接光の面のあかりを選ぶのが一般的です。特にシャープな雰囲気や賑やかさを演出する場合は、ダイクール電球のダウンライトでくっきりとした配光パターンを見せるなどの手法を加えますが、そんな場合も電球形蛍光灯のダウンライトを併用したり、間接光のコンパクトブラケットを配灯するなど、経済性とソフトな雰囲気に配慮することが必要です。
このように、理想とするライティングイメージを明確にすることで、照明手法はおのずと決まってくるのです。

光源、配光、配置によって、ライティングイメージは違ってきます。イメージをしっかり持って、照明手法を選びましょう。

5. 空間の特性を把握する

照明手法を選択する上で必ず確認しなければならないのが、「光の広がる面があるかどうか」。たとえば、間接光は白く大きな面があれば明るく感じますが、狭い壁しかない場合は光が広がらず、暗く感じられます。
壁面の狭い空間では、器具自体が発光する透過タイプや、ダイクール電球などのハイパワーな照明で、天井を明るく照らす面に設定します。
つまり、平面計画から脱し、立体的なプランニングをすることが大切なのです。

同じ間取りでも、躯体が違えば光のまわり方は変わってきます。空間を立体で捉え、その空間に合わせた器具を選ぶことが大切です。

6. 器具選びからライティングコーディネイトへ

これまで、補助照明でのライティングプランでは、明るさバランスを優先すると多数の器具の存在感が空間のノイズになったり、逆に器具の存在を消そうとするあまりにバランスが悪くなることが少なくありませんでした。
ディテールにこだわり、空間のノイズにならない造形をコンセプトにしたHomeArchiなら、器具の存在を気にせず、自由な発想であかりのコーディネイトが楽しめます。

※施工例写真については、一部終了品が含まれるものがございます。

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