( gallery )
2025.02.01
- text
- 片桐 絵都
- edit
- 徳 瑠里香
- photography
- 林 直幸
白が際立つグレージュ空間
夫婦と2人の息子、2匹の犬が暮らす一軒家。子どもが成長してから建てた家だから、老後を見据えて、随所にこだわりを散りばめた。
それぞれの生活リズムが異なるため、プライベートな空間が確保できる間取りを重視。家族みんなの憩いの場であるリビングを独立させた。水回りはリラックスできることを優先し、あえて動線はつなげず、リビングから離れた場所に設置。
内装はグレージュをベースカラーに、空間によってテーマを変えて、“好き”を混ぜ合わせた。LDKは北欧風、水回りはホテルライク、2階は韓国テイストに。
LDKは、一目惚れしたグレージュのキッチンを起点に、白とベージュを組み合わせ、クロスと床、インテリアをセレクト。
玄関からリビングに続くハイドアは、VERITIS Craft Label(ベリティス クラフトレーベル)のMD型のしっくいホワイト柄。連なる水回りのドアはパールグレー柄で揃えた。2つのドアの色柄を馴染ませるために、リビングに合わせて水回りのクロスも白を取り入れた。
リビングから独立した階段の踏み板は、ベリティスのホワイトオーク柄に。地続きにある2階の床とドアもすべてホワイトオーク柄で統一。
テーマが異なる空間を、グレージュとホワイトがゆるやかにまとめ上げる。
ほかの誰でもなく、自分たちにとってベストな間取りに、“好き”を思い切り詰め込むことで、唯一無二のニュートラルな家が完成した。
*記事内でご紹介した商品は、2025年2月1日時点の仕様となっております。
ご検討の際は、ショウルームやカタログ等でご確認ください。



















