( gallery )
2025.01.15
- text
- 徳 瑠里香
- photography
- きるけ。
イデアオーク×機能性
回遊動線と収納で、共働き子育て世代の住みやすさを追求した一軒家。
玄関からキッチン、ランドリールーム、お風呂場、洗面の動線をぐるっとまとめて“名もなき家事”の時短を叶える。特徴的なのは、玄関とキッチンの間に立つ室内窓。アイランドよりは予算が抑えられる壁付のI型のキッチンをリビングの中心に置き、匂いが漏れるのも防げる。
キッチンからダイニングまで伸びる背の高いカップボードは、食品から日用品、食器に備品まで、大容量の収納が可能。収納場所が集約され、散らかりにくい。
リビングの小上がりは、腰掛けられる高さで、下の引き出しにも収納が可能。階段下のヌックは子どもの遊び場にしたり、シーズンものを収納したり、可変的に活用できる。踊り場にはカウンターを設けてワークスペースを確保。家族それぞれの「くつろぎの場」が散りばめられる。
デザインは、流行りのスタイルではなく、10年住んでも飽きが来ない普遍的な家を目指した。その中心を担っているのが、存在感がありながらも軽やかで、無垢の家具にも馴染みやすい「イデアオーク柄」。
ドアと収納扉はすべてVERITISのイデアオーク柄で統一。ドアのデザインはリビングのみガラス面が広いLH型、あとはシンプルなPA型に。小上がりの引き出しをイデアオーク柄のタックシートで仕上げたほか、コンポリアや洗面、笠木やカウンターも同系色で揃えた。
こだわりは、華やかな木目が美しいバーチラスティッククリアの床。空間全体を彩る黄味のあるイデアオーク柄が、赤みのある床の個性を引き立てる。
既存のスタイルにははまらない、それでも普遍的な空間が、ここに誕生した。
*記事内でご紹介した商品は、2025年1月15日時点の仕様となっております。
ご検討の際は、ショウルームやカタログ等でご確認ください。

















