( gallery )
2024.09.15
- text
- 徳 瑠里香
- photography
- きるけ。
さりげないインダストリアル
水まわりの不具合をきっかけに、1階をリフォームした築23年の一軒家。3人の息子が独立し、夫婦ふたりで暮らす。
雑貨が好きでDIYが趣味だという奥さまを中心に、好みのインテリアスタイルを極めては、飽きたらチェンジを繰り返してきた。アメリカン・カントリーにはじまり、白を基調としたナチュラル系、その先に行き着いたのは、ナチュラルながらもインダストリアルを感じるスタイル。
白い塗り壁風のクロスに、マイルドなヴィンテージ感が漂うアカシアの床と、スタイリッシュだけど質感もあるブラックオーク柄のドアを合わせた。ドアの採光部は迷わずチェッカーアクリルを選択。空間全体の色味は黒と白、グレーとオークの4色に絞り、手触りのあるマットな質感で揃えた。
モルタル調のキッチンの腰壁、ブラックの照明とアイアンの脚の椅子。選び抜いた家具や雑貨も相まって、無骨なかっこよさとラフな温もりが共存する空間に。
「建具も照明も何もかも、依頼したサンプロの担当者さんが提案してくれるものが、自分たちが思い描いていたイメージとぴったり重なって、迷いなくすぐに決めることができました。大満足で、リフォームから3年が経つのに、まったく飽きません」
そう語るご夫妻。“飽き”が来るその日まで、夫婦の理想を叶えた空間に身を置くときめきと居心地のよさを味わい尽くしていくのだろう。
*記事内でご紹介した商品は、2024年9月15日時点の仕様となっております。
ご検討の際は、ショウルームやカタログ等でご確認ください。

















