( gallery )
2024.08.15
- text
- 徳 瑠里香
- photography
- 林 直幸
老後の安寧な日々
耐震性と断熱性を高め、安心と暮らしやすさを装備した平屋。「野土花(のどか)」と名付けられたこの家は、60代の老夫婦がそれぞれの趣味と、遊びに来る孫との時間を楽しむことをテーマに設計された。
昔の農家の茶の間をイメージした土間玄関は、ガラス戸を開けて和室に直結。和風すぎない軽やかな障子や襖、床の間が和室を彩る。空間の中心にある広々としたLDKは、子どもや孫たちがいつでも賑やかに集うことができる。
夫婦の寝室は扉で仕切って、ほどよい距離感で自分のペースでゆっくり眠れる空間を確保。予備室は、趣味部屋として、ピクチャーレールを使って絵や洋服を飾ることも。洗濯物の中干しスペースや可動棚のある作業スペースなど、暮らしの快適さへの気遣いも忘れない。
内装は、VERITIS(ベリティス)のイデアオーク柄のドアとアッシュクリアの床を組み合わせて、渋すぎない落ち着いた空間をコーディネイト。寝室やトイレはしっくいホワイト柄のドアを採用し壁に自然と馴染ませた。
庭で家庭菜園をして、それぞれの趣味に打ち込み、時に孫たちを歓迎する。老後の安寧な日々の情景が浮かぶ平屋。
*記事内でご紹介した商品は、2024年8月15日時点の仕様となっております。
ご検討の際は、ショウルームやカタログ等でご確認ください。















