( gallery )
2022.11.01
地域に溶け出す、アトリエのある家
近くに土手のある川が流れ、目の前に小学校と公園がある、子どもたちの声が響く住宅街。
ここで生まれ育った家主が、築50年ほどの日本家屋をリノベーション。味わい深い太い木の梁や土壁、昭和レトロなガラス格子……古き良き日本家屋の要素を残しながら、温かみある北欧の要素を掛け合わせ「ジャパンディスタイル」を実現した。
「地域に開いた、人が集まれる場所にしたい」
そんな想いをベースに、玄関先にアトリエを設けた。表側に面した厨房があるアトリエでは、子どもたちが喜ぶ顔を想像しながら、母がアイシングクッキーを焼く。
アトリエ、庭、リビング、それぞれの個室。広々とした余白のある空間は、家族の暮らしを豊かに彩りながら、地域に溶け出していく。




















