( interview )
家づくりをする際、何をどう選んでいけばいいかわからない。漠然とした想いを具体化し、理想の暮らしに一歩近づくためにぜひ訪れてほしいのが、 ショウルーム。住まいの設備の使いやすさや機能、素材や色味やデザインを、目で見て手で触れてたしかめることができる。
実際にショウルームではどんな体験ができるのか。整理収納アドバイザー・ルームスタイリストのYukikoさんが、パナソニック ショウルーム 大阪を見学。その様子をたっぷりレポートする。

グレージュアッシュ柄で統一
2014年にダークブラウンとモノトーンがベースの一軒家を建てたYukikoさん。整理収納アドバイザーとして数多くの家を訪問するほか、ブログやInstagram、書籍で自ら実践する「本当に必要な物しか持たないシンプルな暮らし」を発信し、人気を博している。
そんなYukikoさんが、専任のアドバイザーとショウルームを巡る。受付を通って、まずは玄関から。
Yukiko「お邪魔します〜!」

アドバイザー「コロナ禍になってから、帰宅後すぐに手洗いができるように、玄関に洗面台を設置する方が増えています。玄関からの導線としては、リビングと、トイレ、それからファミリークローゼットと一体になったランドリールーム、お風呂にもつながっています」
Yukiko「外からの菌を持ち込まないコロナ禍ならではの導線がスムーズですね!」


Yukiko「リビングのドア、いいですねえ。背丈が高いから空間が大きく見えるし、一番上に枠がないから光が差し込んで開放感もある。温かみのある色味も好きです」
アドバイザー「こちらは、VERITIS plus Label(ベリティス プラスレーベル)PH型グレージュアッシュ柄になります」
アドバイザー「トイレのドアも、同じグレージュアッシュ柄で揃えています。中に人がいることがわかるように、小さな明かり窓と表示錠がついています。また、勢いよく閉めてもゆっくり安全に閉まるソフトクローズ仕様になっています」
Yukiko「特に子どもは手加減を知らないですから。うちの子もバーンって閉めて、指を挟んで血を流したことがありました。この機能は安心ですねえ」

「アイシェルフ」でつくる
ファミリークローゼット


アドバイザー「ファミリークローゼットは、パーツを組み合わせて自由にプランニングができる収納「アイシェルフ」を使っています。スーツやシャツを吊るしたり、タオルを畳んで引き出しに入れたり、収納ボックスを置いたり、収納するものや場所に合わせて組み合わせることが可能です」
Yukiko「すばらしい! 衣類の収納にクローゼットを使う場合、棚がついていないので、自分たちで衣装ケースを買い足さないといけないんですが、ジャストサイズを選ぶのはなかなか難しい。棚にフィットした引き出しタイプのものを組み合わせられるのは使い勝手がいいですね」

Yukiko「Yシャツ収納、お店みたい! 収納するものに合わせていろんなユニットの選択肢があるのは嬉しいですね」


アドバイザー「こちらは、自由にプランニングできるシステム収納『キュビオス』でランドリールームの収納スペースをつくっています。キュビオスは、扉の色味はもちろん、高さや幅、背面の有無など、使う場所や用途にフィットするかたちで、さまざまなユニットとパーツの組み合わせをお選びいただけます。また、無印良品さまの収納用品がぴったり納まるようになっていまして。『MUJI SUPPORT』という無印良品さまのご相談窓口ではキュビオスに収納用品のご提案をしてもらえるんですよ」


Yukiko「ほんまや。無印良品の収納ボックス、シンプルで使い勝手がいいので収納道具として大活躍しますが、ここまで納まりはよくならないです。キュビオスは、ぴったり無駄がなく、色味も素材も統一感があるからすっきりしますね。
家族のものがここにまとまっているので、洗濯を終えたら、一気にここに収納できるのは家事導線としても魅力的です!」
空間を開放的に仕切る


アドバイザー「こちらは、VERITIS Plus Labelのガラスの引き戸『Air View(エアビュー)』になります。枠が細いかつガラスなので圧迫感がなく、空間を開放的に仕切ることができます」
Yukiko「黒枠にブロンド調のガラス、大人のリッチな空間が演出できますね。わっ、想像以上に扉が軽くてスムーズ。扉を開いたときと閉じたときの印象が全然違いますね」

アドバイザー「こちら、ホワイトベースのキッチンエリアになります。ガラスのしきり窓ですね」
Yukiko「ガラスだから開放感があって視界が抜けるのがグッドです」
マグネットボードも活用

アドバイザー「こちらのキッチン横にご用意しているのが、小さなワークスペースです。お仕事はもちろん、家計簿や日記をつけるなど、家事コーナーとしても使っていただけます」
Yukiko「なんとも贅沢な空間ですねえ。私はリビングでPCを開いて作業していますが、夫や子どもに話しかけられたりしてなかなか集中できないんですよね。家族と過ごしながらもひとりになれる、こんな空間があったら心が落ち着きますね」


アドバイザー「こちらはマグネット対応化粧ボードになります。キッチン横に設置いただいて、レシピやマグネット収納を貼っていただくこともできます」
Yukiko「へえ、ぱっと見マグネットが付くようには見えないのに!子どもがもらってくる連絡事項の手紙とか貼っておくのも便利だし、子どもの作品を気軽に飾るのにもぴったり。最近はマグネット収納も充実しているから、大活躍しそうです」
好きな場所に設置、
見せて楽しむ「フレームシェルフ」

アドバイザー「こちらは、アイアンフレームのオープン棚『フレームシェルフ』になります」
Yukiko「かっこいい! 壁付けできるのが魅力的。テレビ台が浮いていると、埃も溜まりにくく、お掃除ロボットも自由に動けるし、掃除もしやすいですから」


Yukiko「そして背丈の高いドア、やっぱりすてき。この色味もきれいですね」
アドバイザー「こちらのドアはベリティス プラスレーベルのWH型パールグレー柄になります」

Yukiko「あ、さっきのフレームシェルフ、天井から吊るすのいい! 見せる収納ができるし、ワイングラスをかけたらバーっぽくもなりますね」

アドバイザー「フレームシェルフは、壁に付けたり、床に置いたり、天井から吊るしたり。インテリアや使い方に合わせて設置可能です」
ガラスの室内窓

アドバイザー「最近は、リビングと併設しているお部屋に室内窓を設置する方も多いです。お子さまやご家族間で、プライベート空間を仕切りたいけれど、気配は感じたい。小さな空間であれば、窓を開ければエアコンの空気も流せますし、ゆるやかな仕切りとして導入されています」
Yukiko「上と下のガラスの種類が変えられるんですね。室内窓があることで、光も視線も遮断せず、家族の気配を感じられるのはいいですね」

アドバイザー「ガラスのデザインは一段一段選んでいただくことも可能です」
Yukiko「組み合わせによってはこの室内窓自体が、ひとつのアート作品のようにもなりそうです」

アドバイザー「こちらはしきり窓になります。ガラス面から光を取り入れながら、部屋と部屋をゆるやかに仕切ることができます」
Yukiko「採用するガラスによっても表情が違ってきますね。レイン調は渋いなあ」
バリエーション豊かな内装ドア


アドバイザー「こちらでは、内装ドアのハンドル、ドア本体のデザインとお色味、床との組み合わせを実際に見て触れて、選んでいただけます」
Yukiko「ドアってそんなに選択肢があるんですか!? 圧巻ですね」

アドバイザー「概要をご説明しますと、ベリティスの内装ドアには、3つのレーベルがありまして、それぞれデザインに特徴があります。シンプルでどんな空間にも馴染みやすいStandard Label(スタンダードレーベル)、アレンジやカスタムができるCraft Label(クラフトレーベル)、ハイドアでスタイリッシュなPlus Label(プラスレーベル)。ドアや採光部のデザイン、色味、ハンドル、蝶番、枠をそれぞれ選ぶことができます。デザインと色味の組み合わせだけでも827通りあります」
Yukiko「そんなに!? 自由度が高いですね。まさにドアはファッション。家族それぞれの部屋、好みに合わせて、ドアだけリノベするのもいいなあ。自分で組み合わせを選んだら愛着が湧くし、日々の暮らしがより楽しくなりそうです」

アドバイザー「こちらから、ドアと組み合わせる床材のデザイン、お色味を選んでいただけます」
Yukiko「これだけたくさんあると迷っちゃいますね。豊富なバリエーションに驚きです」
多彩なキュビオスの活かし方


アドバイザー「コロナ禍で在宅ワークが増えて、需要が高まっている書斎です。収納スペースはキュビオス、ワークデスクはインテリアカウンターを採用しています」
Yukiko「隠れ家感があって、憧れますよね」

アドバイザー「重厚感のあるルーバー調の折れ戸も人気です」

アドバイザー「こちらはリビングを想定した空間で、キュビオスをテレビ台も含めた収納として使っています。掃除用具を収納できるユニットを組み合わせていまして、掃除機、ブラシや除菌スプレーもまとめて収納ができます。内部で配線もできるので、掃除機の充電も可能です」

Yukiko「これ、最高じゃないですか。おうち時間が増えて、掃除の頻度も高まっていますが、収納場所に困るんですよね。展示場ではつい生活感があるものの存在を忘れちゃうけれど、掃除道具の収納まで提案してくれるなんて、ありがたいです」
アドバイザー「キュビオスは間仕切りとしても使っていただけます。扉の有無も選択できますし、扉にはマグネットタイプのものもあります」
Yukiko「優秀ですねえ。キュビオスがあれば収納グッズを買い足さなくても、特別な工夫をしなくてもいい」

アドバイザー「組み合わせも豊富なので、『アイハウズ』というプランニングシステムでイメージを固めていただくことができます。3Dでご覧いただくこともできるんですよ」

Yukiko「プランニングする際には、自分たちが快適だと思う“物の適正量”を意識するといいと思います。リビングって家族が集まる場所だから、共有するものも多い。ついあふれちゃうから手放して循環させる必要があるんですが、キュビオスに納まることを基準にしておけば、よりすっきり快適に過ごせるはずです」
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「実際にモノを見るとこんなふうに使いたいという具体的な案が浮かんできます。ぼんやりとした暮らしの理想がより具体的になっていく。ドアの選択肢やキュビオスの活用法など発見が多く、ショウルームは家づくりのヒントにあふれています。」と、ショウルームをぐるっと一周したYukikoさん。家づくりを考えている方は、ぜひ一度足を運んでみてほしい。
パナソニックショウルーム(全国63箇所)
お近くのショウルームの検索はこちらから
https://sumai.panasonic.jp/sr/

今回訪れたのは、
パナソニック ショウルーム 大阪
〒540-6303
大阪府大阪市中央区城見1丁目3-7 松下IMPビル3階
10:00~17:00
予約は公式サイトから
https://sumai.panasonic.jp/sr/osaka/
Ameba公式トップブロガー/整理収納アドバイザー1級/ルームスタイリスト 1級
仕事や子育てをしながらでも簡単にキレイなおうちをキープできるような工夫を日々、ブログで発信しています。
- yukiko_ismart










