通電火災ゼロへ | 毎日が、備える日。

通電［ツウデン］火災って？
通電［ツウデン］火災をふせぐには？
パナソニックの取り組み

はじめに

大規模地震による火災、その主な原因の
ひとつに「電気」があります。
電気が通っている場所なら、
どこでも火災のリスクがあります。
一方で、有効な対策「感震ブレーカー」の設置率はわずか10％^*。
電気のある豊かな暮らしを、
安心して続けていくために、
ご自宅や大切な人の住まいも含めて、
おうちの防災を見直してみませんか。

※ 出典：内閣府　平成30年3月「大規模地震時の電気火災抑制策の方向性について（報告）」

座談会

日本の自然災害による
「通電火災ゼロ」を目指して。

防災アナウンサー/環境省アンバサダー奥村奈津美さん

パナソニックエレクトリックワークス社通電火災ゼロ推進メンバー

座談会ページを見る

通電［ツウデン］火災って？

通電火災とは、地震や台風などの
自然災害によって
停電が発生したあと
電気が復旧した際に、
再び電源が入った
暖房器具へ可燃物が接触したり、
傷んだコードから出火したりして
起こる火災です。

電気が原因の火災は
どのくらい起きているの？

2024年

能登半島地震

2024年1月1日から6日にかけて発生し、約240棟が消失したとされる輪島市大規模火災では、「電気に起因した火災が発生した可能性」が考えられています。

参考：総務省消防庁　令和6年5月28日「令和６年能登半島地震に伴い石川県輪島市で発生した大規模市街地火災に係る消防庁長官の火災原因調査報告書＜概要版＞」

どうして電気が復旧すると
火災につながるの？

CASE 1

暖房器具にカーテンや衣類が
かぶさり発火。

暖房器具にカーテンや衣類が
かぶさり発火。

地震直後に停電し電源が落ちた暖房器具。
スイッチがオンのままなので停電復旧後再び電源が入ってしまい、被さっていた衣類などに引火して火災に。

転倒時に電源遮断機能がついている家電も、衝撃や落下物による圧迫で本来の機能が動作しない可能性があります。
CASE 2

倒れた家具でコードが損傷。
触れているカーペットから発火。

倒れた家具でコードが損傷。
触れているカーペットから発火。

倒れた家具によってコードが損傷。接触不良や断線を起こした配線に電気が通ることで火花が発生し、カーペットに着火。

普段は燃えやすいものが周りになくても、地震の揺れで落ちたり投げ出されたりした可燃物が接触する可能性があります。
CASE 3

アイロンが落ち、
かぶさったシャツから発火。

アイロンが落ち、
かぶさったシャツから発火。

立てかけていたはずのアイロンが地震の揺れで転倒。停電から復旧後再度温度が上がり、被さったシャツから発火。

鑑賞魚用ヒーターが地震によって水槽から飛び出て火災の原因になったケースも。

通電［ツウデン］火災を
ふせぐには？

停電が起こるような大きな自然災害が
起きた際には、
避難や移動をする前に
ブレーカーを切っておく必要があります。

震度5強以上の地震を
経験された方々の声^*

ブレーカを切るべきと聞いたことはあったが、動転して忘れていた。（51歳女性）
朝早くの地震だったので寝起きで頭が回らなかった。家中ぐちゃぐちゃで足の踏み場もなくそれどころじゃなかった。（42歳女性）
ブレーカは天井近くの高い場所にあり、脚立やイスに上って作業しなければならず、地震直後の余震もある状況でそのような危険なことをする余裕がなかった。（49歳女性）

※「あなたは被災した当時、地震が発生した際に、ブレーカーを落とせましたか。」という設問に68.1%が「落とせなかった」と回答。※パナソニック「防災に関する意識調査」より対象者：全国の20〜69歳男女調査回答者・数：自然災害を経験した方計1,000人の内、震度5強以上の地震経験者601人/調査期間：2023年6月9日(金)〜6月12日(月)/調査手法：インターネット調査※イラストは全てイメージです。

大きな地震の後は、気が動転することも。
ブレーカを切る行動すら
できない地震を想定し、
強制的に電気を断つ備えが大切です。

あなたの代わりに
地震を感知し自動で電気を遮断
感震［カンシン］ブレーカー

感震ブレーカーには
どんなものがあるの？

確実に遮断ができる「分電盤タイプ」のほか、
簡易的なタイプや
部分的に遮断するタイプもあります。

分電盤タイプ(内蔵型)

分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電気を遮断します。
- おすすめ
- 約5～8万円
分電盤タイプ(後付型)

分電盤に感電機能を外付けするタイプで、センサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電気を遮断します。※漏電ブレーカーが設置されている場合に設置可能
- おすすめ
- 約5～8万円
コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断します。
- - 約5千円～2万円
  埋込型
- - 約5千円～2万円
  タップ型
簡易タイプ

ばねの作動や重りの落下などによりブレーカーを切って電気を遮断します。
- - 約2千円～4千円
  おもり玉式
- - 約2千円～4千円
  バネ式

参考：内閣府　平成30年3月「大規模地震時の電気火災抑制策の方向性について（報告）」を元に作成。

どうやって
設置したらいいの？

「分電盤タイプ」の感震ブレーカーの
設置には電気工事が必要です。
住宅会社様・工務店様や、電気工事会社様へ
ご相談下さい。

住宅会社・工務店電気工事会社

住宅分電盤は13年^※が交換の目安と
されています。
感震ブレーカーの設置に
補助金がでる自治体もあります。
ぜひご活用ください。

※(一社)日本電機工業会「住宅用分電盤用遮断器の更新推奨時期に関する調査報告書(平成8年3月)より

感震ブレーカー設置補助金
一覧を見る

パナソニックの取り組み

さまざまなイベントで
感震ブレーカーを体感いただきました。

ひょうご安全の日のつどい2020
ふくしま防災フェア2018

2017年3月県⽴幕張海浜公園そなえパークの日
2017年8月横浜防災フェア2017
2017年10月ふくしま防災フェア2017
2018年1月ひょうご安全の日のつどい2018

2018年5月レイクタウン防災フェス2018
2018年10月ふくしま防災フェア2018
2019年1月ひょうご安全の日のつどい2019
2020年1月ひょうご安全の日のつどい2020

パナソニックの感震ブレーカー
ご採用事例掲載会社様

全国の住宅会社様・工務店様で、
感震ブレーカーのお取り扱いが増えています。

※2024年8月時点※ホームページ掲載申込み受付分のみを掲載しております。
（https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/denro/compact21/seismic_breaker/introduction/）

パナソニックの
感震ブレーカー

「電気の元栓」である
分電盤に感震ブレーカーを搭載。
家全体の通電火災対策が可能です。

Point1
夜間の避難でも安心。
逃げる時間を確保し、
地震感知から
3分後に自動でブレーカーを遮断します。
Point2
瞬間的な揺れを検知し、
「地震の揺れ」と「生活振動」を
しっかり判別します。

新築・リフォームにおすすめ
感震ブレーカーを搭載した分電盤

地震あんしんばん
パナソニック製の
分電盤の空き回路スペースに^※

感震ブレーカー
- ※ 既設のパナソニック製住宅分電盤「コンパクト21」に1回路分の空きスペースがあれば、「感震ブレーカー」単体を追加することができます。
- ※ 設置工事が必要です
古いパナソニック製の分電盤や、
他社製の分電盤への機能追加に^※

感震リニューアル
ボックス
- ※ 「感震リニューアルボックス」を併設することで感震機能を追加
- ※ 設置工事が必要です