「海外で出会ったのがソーイングやクラフトの楽しさ。とくに外国では日本で見つからないような材料が手軽に手に入り、次第にのめり込むようになりました。帰国後もずっと楽しみたい!と上階の洋室をアトリエとして計画しました」。リノベーションで奥さまがこだわられた趣味の空間には、大きな窓に向かってミシンが3台。
その横にはご主人のパソコンが置かれ、お二人がそれぞれの趣味の時間を同じ空間で過ごせるようになっています。
「私はネットショッピングを楽しんでいます(笑)。デスクは同じモノを選び、必要に応じてくっつけて使えるように。天板と脚を分解して収納できるので、ゲストルームとしても使えます」と、ご主人もアトリエの使い道にワクワクされているご様子です。
マンションの最上階にあるアトリエ。大切に育てられている草花でいっぱいのルーフバルコニーが目の前に広がります。新しいお部屋を彩るカーテンもこちらで作られたそうです。
アトリエの一角にはシンクを新設。以前はルーフバルコニーで育てられている草花に水やりをするために、わざわざ階下からバケツやホースを使って水を運ばなければならず、大変だったそう。セカンドライフではストレスをできるだけ減らしたいと上階にシンクを希望されました。「マンションは構造上、壁も床もコンクリートで配管を通すことができなくて……でもこれは絶対条件でした。どの会社からも難しいと言われる中、一社だけ上階のトイレから配管をぐるりと回す方法で解決策を提案してくれました。おかげで水やりがおどろくほどラクになりました」とご夫婦ともに喜ばれています。
日本に帰国され、真新しいわが家で始まったI様ご夫婦のセカンドライフ。暮らす楽しみにあふれる機能やデザインに包まれ、日々をいきいきと過ごされています。
アトリエに設けたシンク。水ハネなどの汚れもサッと拭けるよう壁面の一部をタイル仕様に。水やりがラクになり、ガーデニングを存分に楽しめるようになったそうです。
光あふれるアトリエの明るさを階段ホールに採り入れられるよう室内窓を設置。空気の通り道としても役立っています。
玄関には折り畳み式のベンチと手すりを設置。お出かけの際の靴の脱ぎ履きなどもラクに。
「“これを使いたい!”という強い希望があったので自分たちで家具や家電を選びましたが、ちゃんと収まるか、使いやすいかどうか不安もありました。でもリノベーション会社の設計士が工事中何度も足を運んでくれ、きめ細かく対応してくれたので結果的にぴったり収まり、思い描いた通りの暮らしを実現できました。とにかくホッとしています」。充実したセカンドライフをスタートされたI様からうれしいお言葉をいただきました。
リフォームした 建物・空間 |
|
---|---|
こだわり |
今すぐリフォームを始めたい方