リフォーム計画の中で軸になったのが、部屋の真ん中に設置された『いろりダイニング』です。IHと一緒になったカウンターがテーブルとして使えるシステムキッチンで、囲炉裏のように囲んで食事を楽しむことができるもの。
「ショウルームで見たとき、デザインがスタイリッシュで、ダイニングテーブルを置かなくていいのも、狭いわが家にピッタリ」と考え、『いろりダイニング』を導入することを前提にリフォーム計画を進めていくことにしたそうです。
当初は、もともとキッチンがあった場所に設置することも考えていたそうですが、リフォーム会社から提示されたイメージ図は、暮らしの中心となる場所に、大胆にレイアウトするというものでした。「この発想はなかったけれど、『いろりダイニング』はインテリアとしての存在感もあり、アプローチのしやすさも共働きの私たちには合っている」と、ひと目で気に入ったそうです。
『いろりダイニング』にしてから、2人で鍋を囲む機会がぐんと増えたというご夫婦。ワインを飲みながらメインの肉料理が焼けるのを待ち、焼きたてを取り分けるなど、“作りながら食べる”スタイルに変わったそう。
「2人の食事の時間が違うときも、その場で鍋を温め直して器によそえるので、手間がぐんと減りましたね」。
「インテリアでもあるから」と、カウンターにはハイグレードで高級感あるブラックの天板をセレクト。それに合わせて床材もキッチンだけブラックに貼り替え、天井にはウッドシートを貼るなど、細部までこだわりました。
『いろりダイニング』はLクラスシリーズのシステムキッチンで、便利な機能、操作性、使いやすさを備えた先進の設備を豊富に用意しているため、「使えば使うほどきめ細かな便利さを感じます」と奥さま。IHクッキングヒーターとシンクが一体で動線が短くなっただけでなく、「これまでほとんど料理や片付けをしなかった主人も、手伝ってくれるようになったんですよ」と、奥さまがうれしそうに語ってくださいました。「以前の住まいは、キッチンに2人入ると狭かったんですが、今はリビング側からスッと手が出せますから(笑)」とご主人。唯一心配だったのがIHクッキングヒーターの火力で、ガスコンロでなくていいのか迷ったそうですが、「使ってみたら、思った以上に火力が強くて安心しました」とのこと。
操作パネルがキッチン内側とリビング側2か所にあるので、リビング側から火を付けたり、火加減を調整することも可能。料理に合わせて火力を自動調整してくれる機能も。
「シンク下の収納がバツグン」と奥さま。まな板や包丁、レードルなどのキッチンツールを分類して収納できる”定位置“があり、どの場所に収めればいいか、一目瞭然です。よく使うものが手前に収納できるようになっているため、引き出しを少しだけ開けて出し入れできるのも効率的。
奥さまが使って驚いたのが、シンクの水跳ねの少なさだそう。「最初は水が跳ねて向こう側の床が濡れるんじゃないかと心配でしたが、跳ねないし音も静かで感動しました」。リビング側や横から使える『ラウンドアクセスシンク』で、ちょっと手を洗いたいときや水を汲みたいときにも役立っているそうです。
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