タワーマンションにお住まいのT様。新築で購入してから10年が過ぎ、徐々に設備にも不備が生まれはじめたり、汚れが落ちにくくなったことから、リフォームを検討するように。そしてお子様の独立を機に、リビングダイニングの拡張も踏まえ、水廻りの商品を見学しにショウルームに足を運ばれました。
リフォーム工事はまず、バス・洗面・トイレの水廻りを行い、次にLDKと玄関の2期に分けて実施。工事中はマンションのゲストルームを使用したりと工夫しながら、住みながらのリノベーションを実現しました。
住みながらリノベーションを行うことを念頭に、工事を2期に分けリノベーションを行いました。まず、はじめにバスルームを含むサニタリースペースとトイレ空間の水廻りをリノベーション。
常にキレイな状態をキープしたいというサニタリースペースは、汚れにくさと掃除のしやすさを優先して計画しました。洗面ドレッシングに選んだ『Lクラスラシス』のカウンターには、汚れが目立ちにくいブラックをセレクト。洗面ボールには継ぎ目がないため、汚れが溜まりにくいのが特長です。前面を大きな一枚のミラーで仕上げたのは、「水ハネしても拭き取りやすい」という理由から。たっぷりの収納スペースも、すっきりした空間を実現したポイントのひとつとなっています。以前の洗面カウンターの収納は、扉がないオープン棚のみだったため、収納できるものも限られていました。リノベーション後は引出し式になり、小物類も収納できるように。引出しには毎日使うドライヤーやブラシなどを収納でき、忙しい朝も出し入れがスムーズに。サイドに設置したトールタイプの収納庫には、同じ色に揃えたタオルが美しく並べられています。
床材は、汚れがサッと拭き取れるフロアタイルに。ホワイト色の床は空間に清潔感をもたらしてくれるだけでなく、「髪の毛が落ちると目立つので、むしろ掃除がしやすいです」と奥さま。フローリング用ワイパーでひと拭きするだけで、常にきれいな状態をキープできます。
朝の身支度で使用する細々としたものはすべて、シンク下の引出しに収納。洗面カウンターに出しておくものは必要最低限のものだけです。タオルは使用するたびに洗濯しているそうで、タオルハンガーはインテリアの一部になっています。
スイッチプレートもこだわり、スクエアのスタイリッシュなデザインをセレクトしました。
今回のリノベーションでポイントとなった設備のひとつがバスルームです。経年によって汚れが落ちにくくなったことから、新しい設備に入れ替えると同時に、ライフスタイルに合わせて必要な機能を厳選しました。床材には掃除しやすい素材を選び、汚れても目立ちにくいグレー色をセレクト。扉もお手入れしやすいガラス素材にしました。また、以前からあまり使用していなかったカウンターや追い炊き機能をなくし、給湯器のリモコンも浴室内に取り付けないことで、「すっきりしてお掃除する場所も少なくなりました」と奥さま。モノトーンでまとめた床材や壁面、ガラスの扉を使用したスタイリッシュな空間は、デザイン性だけでなく清掃性にもこだわりました。
普段は浴槽内でシャワーを済ませることが多いので、シャワーフックは浴槽側に寄せて設置をしています。
トイレはちょっと遊び心をプラスした壁紙に。背面上部に取り付けた収納棚は、扉をつけず横から出し入れするアイディアですっきりした空間になりました。
リフォームした 建物・空間 |
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こだわり |
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