現在のマンションに住み始めてすぐ、海外転勤されたO様ご一家。
転勤中は賃貸マンションとして貸しておられたそうです。現居に戻られることになり、一新するためのフルリノベーションの計画がスタートしました。
お仕事でご活躍されている奥さまは毎日が忙しく、また海外出張に行くこともあり、リノベーションプランは家事の効率性を大切にされました。とくにこだわられたのはキッチン。以前の間取りは、半独立型のキッチンがダイニングと離れていて配膳の行き来などに時間がかかる点が使いづらかったそうです。そこで、転勤先の海外の住居で気に入ったアイランド型キッチンを導入されることに。「動線が短く、大勢でも作業しやすいのがアイランド型キッチンの魅力。作業しながら出来上がった料理をカウンターで順に食べる事もできます。配膳する必要がないので究極の時短ですね」と奥さまはにっこり。ご家族の集いの場となるキッチンは『Lクラスキッチン』を採用。身長が高い奥さまにあわせて、カウンター高さは90cmに設計。作業が今までよりしやすくなったそうです。
アイランド型キッチンによってご家族のライフスタイルも大きく変化。「外食がおどろくほど減りましたね。仕事で忙しいときは体にやさしい家庭料理を食べたいけど、これまでは調理・後片付けのことを考えると気力が湧かず、外食へ…ということがほとんど。でも今は週末に家族全員で“作り置き”料理を大量に作るのが習慣に。4時間くらいかけて1週間分のメニューをあれこれ話しながら作るんです。背面のキャビネット、キッチンサイドのカウンター、ダイニングテーブルもフル活用して作業台に。アイランド部分を中心に回遊できる動線だから、複数人で作業してもとってもスムーズなんです。おかずがずらーっと並んで、週末はLDKが厨房みたいになります(笑)」。家事の効率性だけでなく、ご家族のコミュニケーションの場としても、アイランド型キッチンが一役買っているようです。
キッチンはシンクとコンロを分けた2列配置に。
シンクはアイランド部に、コンロは壁面に配置しました。
キッチンカウンターは丈夫で汚れにくいスゴピカ素材の『グラリオカウンター』。キッチンペーパーで簡単にお掃除ができ、キッチンリセットがラクになったそうです。
キッチン壁面にはモザイクタイルを貼り付けています。
木目が美しいウォールナット柄のキッチン扉と組み合わせ、ラグジュアリーな雰囲気に。
リビングダイニングの一角にストックスペースを確保。スチールラックで空間を区切り、食品のストッカーとして活用されています。扉は壁面と同色で揃え、すっきりとスタイリッシュな空間に馴染むように。
ご多忙の奥さまはリノベーション後の住まいにIoTを活用したいとお考えでした。そこで、もともとお持ちだったスマートスピーカーと住まいの設備や家電を連動。LDKの照明には『スピーカー付ダウンライト』をご採用されました。「“明日の天気は?” “あのアーティストの音楽かけて”など調理中で手が汚れていても、スマートスピーカーに呼びかけるだけで頭上にある照明からダイレクトに音声が返ってくる。家事の手を止めなくて良いので助かります。 “ハンバーグの作り方を教えて”でレシピ動画を検索・再生したり、切らしてしまった食材を音声でネット注文したりしています。スマートスピーカーを活用した住まいの“スマート化”、いつでも好きな時に手軽に情報を取り出せる生活はわが家には欠かせないものになっています。」
さらに今回新たに購入された『ななめドラム洗濯乾燥機』はスマートフォンアプリと連携し、洗濯の仕上がり時間を設定。帰宅したら取り出してすぐ、ほかほかのタオルが使えるようになりました。「30分は家事が短縮できる!」と、スマート化による家事ラクをますます実感されているようです。
天井に埋め込まれた『スピーカー付ダウンライト』
専用のワイヤレス送信機を使えば、離れた場所にある
テレビの音声も楽しめます。
暮らしを支えるIT機器は今以上に増えることを予測して、
奥さまのアイディアでコンセントとUSBポートを住まいのさまざまな場所に設けています。
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