T様が今のお住まいを購入されたのは13年前。築浅で購入したものの内装の傷みが気になり入居前に簡易なリフォームをされたそうです。出来上がったお部屋はスタンダードなインテリアでした。またキッチンスペースは収納が少なく、動線も使いづらいこともあり、リフォームしたいという思いは何年もあったそうです。そんなときパナソニックのTOKYOリノベーション ミュージアム(TRM)のオープンを知らせる一通のメールが届き、事態は急展開。オープン初日に見学されたことで、リノベーション計画が一気に動き出しました。
「このデザインが好き」という“理想”は心の中に描けているのに、うまくリフォーム会社に伝えられず、良いと思えるプランに出会えない……という月日を送られていたT様ご夫婦。2019年春にオープンしたTRM「TOKYO リノベーション ミュージアム」(東京・汐留にあるリノベーションを体感できる施設)に興味を惹かれてご夫婦で訪問。「ミュージアムには、75㎡の住まいをまったく違うテーマでリノベーションした2種類のプランが実物大で展示されていました。2つの住まいは間取りもデザインテイストもまったく違っていて……。」リノベーションが持つ可能性の大きさにおどろかされたそうです。と同時に、「自分たちが探し続けてきた理想に近い展示があり、ここならカタチに出来るかも」とT様ご夫婦はリノベーション実行への一歩を踏み出しました。
早速、リフォームのコンシェルジュにリノベーションの相談をし、ご夫婦の希望にあったリフォーム会社とすすめる事になりました。T様ご夫婦には想い描くインテリアスタイルがあり、それを実現するため、奥さまが撮り溜めていたお気に入りのカフェや雑貨屋の画像を写真アプリでリフォーム会社へ共有していきました。結果、ビンテージ感のある素材やダークな色合いのインテリアを組み合わせるデザインスタイルができあがりました。
落ち着きのある木質素材をベースに
ブラックをアクセントとした空間に
雰囲気に合わせ、レンジフードはマットな質感のブラックタイプに。天井や梁部分には天然木材を貼って素敵に演出。空間にやすらぎを与えます。
もともと無垢材などの天然素材を使ったリノベーションに興味を持たれていたご夫婦ですが、天然素材はお手入れが難しいという印象で、「“デザイン性”と“機能性”は両立しないものだと思っていました。ところがTRMで見た展示にはデザイン性があり、かつお手入れしやすいシート素材があることを知り、デザイン性と機能性の両立が可能」だという事に気づいたそうです。
もともと採用したいと思っていた天然素材の無垢材は専門店で購入。お部屋のアクセントにテレビボードの上部にディスプレイしました。間接照明による陰影が豊かな表情を見せ、空間にあたたかみを加えています。
「これまでリビングはテレビを見るだけの場所でしたが、無垢材の持つ深みのおかげで居心地がよくなり、なごむ空間になりました」とご主人。
リビングドアには、奥さまお気に入りの水流を感じられるガラスを採用。インターホンまわりはスチール×グリーンのフレームで飾り、おしゃれな雰囲気に
リフォームした 建物・空間 |
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