通勤利便性を考え、都心に新居の購入を検討していたT様ご夫婦。「すでにある間取りやインテリアに自分たちの暮らしを合わせる」のではなく、「自分たちが選んだ間取りやインテリアの中で暮らしたい」と考え、中古マンションをリノベーションすることに決められました。そして、都心に近く緑豊かな場所にある約63 ㎡の中古マンションを購入。リフォームのヒントを探りにパナソニックのショウルームを訪れたことから、自分たちの理想の住まいのイメージが具体化しはじめました。
どんな家が2人にとって住みやすいのか、まずはそこから考えようとパナソニックのショウルームを訪れたT様ご夫婦。そこでパナソニックのシステムキッチン『いろりダイニング』に出会い、「これだ!」と直感したのだそうです。
そしてご夫婦のリノベーション計画は、『いろりダイニング』を中心にスタート。リビング・ダイニング・キッチンを象徴するインテリアとしても、その存在感を放っています。
T様ご夫婦の住まいは、風が気持ちよく通り抜ける角住戸。都心の高層ビル群が間近に見える立地ながら「窓から富士山が見えたとき、ここに住もうと決めました」とご主人はおっしゃいます。スケルトンにしてフルリノベーションした住まいの間取りは、3LDKから1LDK+WICに変更。実は以前の住まいも3LDKでしたが、扉を外して1LDKのように使っていたご夫婦は「結局、2人でリビングにいることが多くて、私たちの暮らし方には1LDKが合っていると分かったんです」と語ります。IHと一緒になったカウンターがテーブルとして使える『いろりダイニング』を中心に進んだリフォーム計画では、床や壁、建具の素材を丁寧に選び、設備仕様もデザイン性と機能性を兼ね備えたハイグレードなものをセレクト。また、「北海道出身なので、家の中が寒いのが苦手で」と床暖房を設置したほか、壁にもかなり厚い断熱材を入れ、温熱環境も整った住まいに生まれ変わりました。
リビング・ダイニングからベッドルームにつながる扉には『ベリティスプラス』を採用。ガラス素材が抜けるような開放感を感じさせ、床のレールがない上吊り引戸のため、開け放てばリビングとひと続きの空間が生まれます。その一方で、ベッドルームが暗くなるとリビング側から見えづらくなるスモーク調ガラスのため、来客時にベッドルームが丸見えにならないようにすることも可能。広くない住空間でも、工夫次第で広々とした開放感を演出することができます。
「リビングの入口には重厚感があったほうがいい」と考え、扉には『ベリティスプラス』をセレクトしました。
彫刻されたようなディテールにダウンライトが当たると陰影が生まれ、一変してムーディーな表情に。
「とにかく家の中が寒いのが苦手」という奥さまのために、リビングの床の下には、仕上げ材を自由に選べる電気式床暖房『フリーほっと』を導入。そして床材にはナチュラルな風合いを感じさせる『アーキスペック フローリングA』を敷き詰めました。窓には二重サッシを採用したほか、断熱材も10cm近く追加したそう。「こんなに入れたら部屋が狭くなりますよ、と言われてしまいました(笑)」が、結果的にあたたかな快適空間に大満足。
パナソニックのショウルームを訪れた際、ちょうど開催していたリフォームセミナーに参加したT様ご夫婦。そこで光が空間の雰囲気づくりに大きく影響を与えるということを知り、今回のリノベーションではあかりのプランニングも依頼されました。「リビングに備えた壁面の間接照明とスポットライトは、調色が可能なので、シーンに合わせた空間演出が楽しめます」と、お気に入りのご様子です。
仕事関係の本が多い奥さまの希望で、リビングの壁面には、扉付きの大きな書棚を設置。
一部はご主人がパソコン作業をできるスペースにしました。デスクの高さはもちろん、上の固定棚の設置箇所も、収納するものに合わせて一段ずつピッチを決めたほか、各段にコンセントを備え、電化製品の電源コードができるだけ見えないように配慮しています。
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