この1階チェック図は、主に2階床伏図を書くときに参照します。
赤マーカー線や赤○が集中している個所は、
上から荷重が流れてくるが、1階にはそれを受ける部材がないことを表しています。上からの荷重をどう分散させて下に流すか、を十分に配慮して、2階床伏図を書かなければなりません。
この2階チェック図は、主に2階小屋伏図を書くときに参照します。
青○柱はその真下に1階柱があるので、小屋の荷重はそのままスムーズに土台まで流れます。逆に、青○が付いていない柱に荷重をかけると、2階床梁にその荷重が流れ、梁に負担がかかります。
小屋の荷重はなるべく青○の柱に流れるように、青○を狙って小屋梁を架けます。