お住まいだったマンションが築15年を迎え、トイレの老朽化が気になっていたご夫婦。外出ついでに立ち寄ったパナソニックのショウルームでマンションリノベーションの展示をご覧になり、ライフスタイルそのものが新しくなる提案にワクワクした気持ちを持たれました。リフォームのコンシェルジュとの対話で「毎日をもっと楽しみたい」という気持ちが膨らみ、リノベーションの計画がスタートしました。
トイレの老朽化以外に、お住まいのマンションに不便・不満はとくになく、リノベーションの希望条件として伝えられたのは、“シンプルで整った住まいに” の一点でした。そこでリフォーム会社は現地を訪れ、今の住まいと未来の暮らしについて丁寧に対話。提案されたプランの中でご夫婦が「こんな間取り、本当にできるの!?」と驚くとともに、強く惹かれたのはキッチンとダイニングの配置を大胆に入れ替えたプランでした。
これまでのキッチンは独立型だったため、奥様だけが作業をする空間でした。一方、ダイニングは住まいの中心にあるため、食事・テレビ鑑賞・家事など多くの時間をダイニングテーブルで過ごす生活になっていたそうです。「実はキッチンには東南方向にコーナー窓があり、以前はそこからの景色は私しか見られませんでした。でもダイニングとキッチンの場所を入れ替えることで、家族みんなで広い空と遠くの山々の景色を楽しめる食卓になりました!座って初めて気づいたこの景色、この家にこんな素敵な場所があったのかと驚きました」と奥様。
さらにダイニングとリビングを格子でゆるやかに空間を分けたことで、ご主人も暮らしに変化を感じられているようです。「これまでは食後もダイニングテーブルに座ったままテレビを観ていましたが、今は食事が終わったらリビングのソファに移動。“今日はこの映画を観よう” “今夜は読書を楽しもう”と趣味の時間を大切にするようになり、暮らしに良いメリハリが生まれました」。
「あの山、亀の形みたいでかわいいわね」と、同居されているお母さまも食事をしながら景色を楽しまれているそうです。夏には花火大会がいくつも開催される予定で、お酒を飲みながらのんびり楽しめそう!とご夫婦は話されます。
リビング空間では、観たい映画に没頭できるようになったというご主人。映画選びの時間も暮らしの楽しみの一つに。映画鑑賞や読書などシーンに合わせてワンタッチで照明を変えられる『リビングライコン』をご採用されています。
ダイニングの床にはサラッとした感触が足裏に心地よいタイルをご採用。「タイルはさまざまな色・柄・質感を組み合わせて大正解!飽きのこないデザインになりました。ダイニングは、インテリア・眺望・料理を楽しんでもらえる、自慢のおもてなし空間です」とご主人。
キッチンは、ダイニングのあった場所に移動。住まいの中心に配置し、回遊性の高いアイランドキッチンを選ぶことで、リビング・ダイニング・書斎との行き来がぐんとラクになりました。とくにリビング横の書斎で在宅勤務をされている奥様にとって、キッチンとの距離が近くなったことは仕事中に飲み物を用意されたり、食事の準備をされたりするのに便利だとお喜びです。
キッチンとダイニングの距離は以前と変わりませんが、キッチンの作業スペースが広がったため配膳がスムーズに。お料理を運びやすい位置に並べておいて一度に運べるため、何度も行ったり来たりする必要がなくなったそうです。
キッチンはアイランド型を選び、左右どちら側からでも行き来ができるように。ダイニングのデザイン照明、キッチン天井部の間接照明などにもこだわられ、ゲストをもてなす素敵な空間に仕上げられています。
リビング横にある書斎では、奥様が在宅勤務をされています。キッチンとの距離が近くなり、お仕事と家事の両立がスムーズに。オンラインで会話したり集中したいときなどは、引戸を閉めて個室として使われています。
食卓で使うカトラリーや取り皿などはダイニング側に収納。配膳での行き来を減らすことができ、家事動線が効率的になったそうです。
リフォームした 建物・空間 |
|
---|---|
こだわり |
今すぐリフォームを始めたい方