「弊社は物件仕入れからリノベーション、販売までを一貫して行っているので、リノベーションする際は、まだ買い手がいません。どんな人が暮らすだろう…と、想像しながらリノベーションをしていくのですが、今回は、赤坂エリアの築55年のマンション。シンプルに言えば個性的に仕上げてもいいのではないかと考えました。
まずは間取りからイメージしていきますが、あえて廊下からリビングダイニングが見えない作りにしているのも遊び心のひとつです」（青柳さん）

個性的なリノベーションイメージとパナソニックの商材が合致したことも重要な点だったとか。現場監督を務めた執行役員の半田祐樹さんに伺うと。

「弊社が手掛けたリノベーション物件では、天井に羽目板を取り入れるのは定番的。今回は廊下の天井にカスタムパーツの羽目板を取り入れてみたところ、施工しやすかったと職人さん受けがよかったです。キッチンエリアの床材のラピスタイルフロアーも施工のしやすさを含め、幅広いデザインに取り入れられそうだと思いました。弊社はいろんなテイストをデザインできることが強みでもあるので、フレキシブルな建材は嬉しいですね」（半田さん）

「デザイン性と合わせて、そこで暮らす住人全員がストレスなく過ごせる暮らしやすさを考慮しているのが弊社ならでは。かっこいいデザインが必ずしも暮らしやすさにつながると限らないので、リノベーションスタイルも、建材もそのバランス感覚が大切だと思っています」（青柳さん）