雨といの基礎知識 雨といの役割とは

「水の浸入より建物が腐食することを避ける」のが、雨といの最大の役割です。

「雨とい」の役割は、建物に降った雨水をスムーズに寄せ集め、地面の排水口へと排水することです。

屋根に降った雨水は軒先から地面に落ち、地面に溝をつくったり水たまりとなり、それが建物の基礎や縁の下を濡らすことになります。また、最近のような軒の出の少ない住宅では、跳ね返り水が外壁を濡らすことにもなります。

雨といは、住まいの耐久性を高めます。

  • 雨水が軒先・軒裏や外壁にまわって建物が腐食することを防ぎます。
  • 躯体や基礎回りへの雨水の侵入によるジメジメや湿気から住まいを守り、快適性を高めます。
  • 軒下地面が雨だれで掘り下げられ、外壁庭木などを傷めるのを防ぎます。

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