雨といの性能維持のためには必す「点検」と適切な「メンテナンス」が必要です。
雨といは、四季を通じて太陽光、熱、風雨、雪にさらされる過酷な条件下にあります。
各部材の性質、性能をご考慮いただき、正しい方法でこまめなお手入れ、定期的なメンテナンスが、住まいの外観をいつまでも美しく保つ秘訣です。
雨といの機能・性能を十分に発揮させることにより、雨漏れによる住まいの不具合を未然に防止することができます。 雨といに土砂や落ち葉等が溜まったり、雨といが曲がったり、外れたり、割れたりしたままにしておくと、 雨水が野地板・鼻隠し・外壁・土台などを腐食させたり、庭木を痛めたりする原因ともなりますので、清掃・補修・交換が必要です。
(メンテナンス費用はお施主様のご負担になります。)
雨漏りが、軒先・軒裏あるいは外壁にまわって腐食の原因になります。
モルタル壁などにクラックがあると、そこから雨水が壁の中に入り、柱や土台を腐食させます。
軒下の地面が雨だれで掘り下げられ、外壁や庭木などを傷めます。
お施主様ご自身で高所作業を伴う点検やお手入れは絶対に行わないでください。
高所作業による落下事故やけがの原因となります。
清掃・補修・交換など高所作業を伴うものは、住宅会社様、工務店様、専門工事業者様に
ご相談、ご依頼ください。
軒といや金具へ他のものを取り付けることは、絶対にしないでください。
軒といおよび、金具の変形による物の落下、金具の外れ落下事故やケガの原因となります。
住まいのロングライフ化に向けて、お客様がメンテナンス計画を立てる際に目安とするためのご提案です。
住宅の地域、環境や使用条件によって劣化の進行状況が異なりますので、あくまで目安としてご活用ください。
メンテナンス時期および内容を保証するものではありません。
※1 日常点検にて気になる変化を見つけた場合には、住宅会社様、工務店様、専門工事業者様にご相談のうえ、早めのメンテナンスをお勧めします。 (メンテナンス費用はお施主様のご負担になります。)
※2 5、15、25年目での定期点検により、雨といに傷みがみられた場合には、状況に応じて補修または、次回点検時に補修するなどの判断をしてください。
※3 定期点検により、外れ・変形・金具外れ・落ち葉などの詰まり等がみられた場合、補修や部分的な交換や清掃などを行ってください。
※4 30年目の点検および、交換や部分補修については、これまでのメンテナンス実施状況および、躯体状況など住宅金体の劣化具合を専門業者などに確認いただいたうえで、総合的に判断してください。
雨といの性能維持のため、日頃の点検はお施主様ご自身でお願いいたします。
点検は、建物の外部から目視にて確認できる範囲で1年に1回程度点検してください。
(お施主様ご自身による高所作業は絶対にしないでください。)
雨といの気になる変化を見つけた場合は、住宅会社様、工務店様、専門工事業者様にご相談のうえ、早めのメンテナンスをお願いします。 (メンテナンス費用はお施主様のご負担になります。)
軒とい、たてといからの水漏れ点検 特に、梅雨・台風前後や雪どけ後には目視点検をおすすめします。
軒とい、たてといの継ぎ目が外れていませんか?
軒とい、たてといが変形および、破損していませんか?
軒とい、たてといの金具が外れていませんか?
軒といにゴミ、土砂、落ち葉等が詰まっていませんか?
適切なお手入れを行うため、住宅会社様、工務店様、専門工事業者様にご相談ください。
(お施主様ご自身による高所作業は絶対にしないでください。)
●地上より手が届く範囲の雨といのひび割れは、応急措置として市販のゴム製屋根防水テープ等でふさいでください。
大雨のシースン前などには、部材の取り替えをしてください。
●雨といに汚れがある場合は、水または中性洗剤を水で薄めた液を布に含ませて、拭き取ってください。
有機溶剤製薬品(シンナー等)は使用しないでください。
日常点検とは別に専門工事店による点検を5年に1回程度を目安として実施するようにお願いします。
適切な定期点検を行うため、住宅会社様、工務店様、専門工事業者様にご相談ください。
(費用はお施主様のご負担になります。)
点検項目は、日常点検を基本とした専門工事業者様による点検となります。
補修・取替工事や清掃などについては、適切なメンテナンスを行うため、原則建築物を建設された住宅会社様、
工務店様にご相談のうえ、必ず専門工事業者様にご依頼ください。
(メンテナンス費用はお施主様のご負担になります。)