排水能力
軒とい・たてといの組合せによる
排水能力
※当社実験値の計算によります。
降雨強度地域
- ● 降雨強度160mm/h
- 三重・和歌山・高知・鹿児島・沖縄
- ● 降雨強度140mm/h
- 茨城・千葉・栃木・群馬・埼玉・長野・静岡・愛媛・福岡・佐賀・長崎・宮崎
- ● 降雨強度120mm/h
- 青森・岩手・秋田・宮城・福島・東京・神奈川・山梨・富山・石川・福井・岐阜・愛知・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・大分・熊本
- ● 降雨強度100mm/h
- 北海道・山形・新潟
降雨強度とは
降雨強度(mm/h)は、1時間当たりの降雨量をいいます。
地域別降雨強度は、気象庁発行の「日本の気候表」の中に掲載されている10分間降雨量より、特別な豪雨を除いた5〜6年に1度位現れる程度の降雨量を基準として、1時間当たりに換算したものです。
屋根すがり部のけらば通水について
屋根投影面積42㎡以下の場合は、
すがり部のけらばに軒といを設置し、
落し口1ヶ所で納めることが可能です。
すがり部がある屋根形状において
屋根投影面積42㎡以上の場合
雪対策のポイント
雨といの「雪対策」には、「金具の取り付け間隔」と「軒といの取り付け位置」が特に重要なポイントです。
軒といには、軒とい上の積雪だけでなく屋根上の雪のすべり荷重、巻きだれの荷重がかかる場合もあります。
積雪荷重による軒といの変形、割れ、脱落、金具の曲折などのトラブルを防ぐためには「各地域の積雪の実況」に応じて「金具の取り付け間隔」と「軒といの取り付け位置」を考慮しなければなりません。
【1】適用範囲
- 一般地域・中雪地域(おおむね年間平均最深積雪量30〜100cmの地域)と多雪地域のうち、おおむね年間平均最深積雪量100〜150cmの地域に適用します。
- 多雪地域のうち、おおむね年間平均最深積雪量150cmを超える地域には使用できません。
【2】積雪荷重の計算とその地域における垂直積雪量
- 積雪荷重の計算は建築基準法施行令第86条「積雪荷重は、積雪の単位荷重に乗じて計算しなければならない。」によって、計算します。
- その地方における垂直積雪量は、建築基準法施行令第86条第3項、平成12年建設省告示第1455号多雪区域を指定する基準及び垂直積雪量を定める基準を定める件第二に基づき設定してください。
- 建築基準法施行令第86条第3項「垂直積雪量は、国土交通大臣が定める基準に基づいて特定行政庁が規則で定める数値としなければならない。」
- 平成12年 建設省 告示 第1455号 多雪区域を指定する基準及び垂直積雪量を定める基準を定める件 「垂直積雪量を特定行政庁が定める基準は、市町村の区域(当該区域内に積雪の状況の異なる複数の区域がある場合には、その各々の区域)について、次に掲げる式によって積雪量を求め、当該区域における局所的地形要因による影響などを考慮するものとする。…(以下略)」
d=0.9(α・ls+β・rs+γ)
- d …… 積雪量(単位 メートル)
- α、β、γ …… 区域に応じて別表の当該各欄に掲げる数値
- ls …… 区域の標準的な標高(単位 メートル)
- rs …… 区域の標準的な海率(区域に応じて別表のRの欄に定める半径の円の面積に対する当該円内の海の面積の割合をいう。)
※本基準の、ls、rsについては、施工する区域の市区町村(特定行政庁)にご確認ください。
なお、垂直積雪量は、特定行政庁の条例で区域ごとの数値が定められている場合があります。確認申請時には、市区町村の建設指導部門にて必ずご確認ください。
地域別の吊具取り付け間隔
積雪地(中雪地域・多雪地域)では、必ず屋根面に「雪止め」を取り付けてください。
導水板を設置した場合も、吊具取り付け間隔は同様です。
対応建物
風圧力の計算及び強風地域の区分けについては、建築基準法に定める基準に基づき設定してください。
●強風地域については、強風場所の指定はありません。(全て強風場所としてみなしております。)
●建物高さ31mを超える(11階建て以上)場合は、ケイミュー(株)営業所へご相談ください。
●3階建て以上の建物には、「伸縮たて継手」をご利用ください。
- 仕様・ラインアップ
- 性能