関節リウマチ

関節が炎症を起こし軟骨や骨が破壊され、悪化すると関節が変形してしまう疾患です。 関節が炎症を起こし軟骨や骨が破壊され、悪化すると関節が変形してしまう疾患です。

主な症状とは?

免疫に異常が生じ、自分の細胞や組織を破壊することで炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなって表れます。

リウマチが起こりやすい場所

  • 頸椎、肩関節、肘関節、股関節、手関節、手指の関節、ひざ関節、足関節、足指の関節
  • 小さな関節(指先)から大きな関節に進行、進行すると全身におよぶ
  • 左右対称に症状が出る

主な症状

  • 朝起きた時に手足の動きが悪い
  • その他内臓の障害による様々な症状(全身の倦怠感、息切れ、めまいなど)

予防と対策

関節リウマチとの上手な付き合い方を解説!

日常生活を維持するには、関節破壊の進行を最小限に抑えることが大切です。

ポイント1活動と休息のバランスを大切に

特にリウマチの活動期には十分な睡眠をとりましょう。横になって休む時間をつくるのもおすすめです。

ポイント2大きな関節・筋肉>小さな関節・筋肉の優先順位で使う

たとえば、バッグを指で持つのではなく、ひじや肩に掛けましょう。

ポイント3痛みのない範囲で関節を動かす習慣を

関節は、動かさないとその機能が低下してしまいます。
※関節運動負荷が過度になると関節の破壊が進行する恐れがあります。医師に相談のうえ実施してください。

ポイント4保温をしっかりと

冷えと湿度で症状が悪化することもあります。(必ずしも進行するわけではありません)

人工関節手術を受けたらこんなことに注意!

リウマチが進行すると、手術が必要となります。そのうち、人工関節手術を受けた方は、脱臼の危険がある動作に注意しましょう。
※手術方法により、脱臼しやすい運動方向が変わります。専門家の助言に従いましょう。

脱臼しやすい姿勢
過屈曲
屈曲、内転、内旋の複合動作

福祉用具で環境整備

リウマチの予後は、良好のものから進行するものまで様々です。また炎症が強い「活動期」と炎症が落ち着く「非活動期」があるので、その人の症状に合わせた暮らしやすい環境整備が大切です。

居室

介護ベッドにする
起き上がり動作は首への負担大。介護ベッドのギャッチアップ機能を利用しましょう。
手すりを付ける
ベッドやイスからの立ち座りは手すりで支えて関節への負担を少なくしましょう。
自助具を活用する

関節負担の軽減、変形の進行抑制のために、必要に応じて使いましょう。

着替えには……
ボタンエイド
指先の細かい動きなしでボタン掛けができます。
ソックスエイド
腰をかがめず、ひもを引き上げて簡単に靴下が履けます。
ものを取るときには……
リーチャー
カーテンの開け閉めや衣服の着脱に使えます。人工関節の人は、床のものを取るときに使うと、脱臼しやすい姿勢を避けられます。
食事には……
補助付きの箸
スプーンやフォークの柄にシリコンを巻き付ける
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トイレ

1)トイレ手すり(ひじ掛け付き)を設置
身体を支えるには横手すり、立ち上がりには縦手すりを設置します。手指でつかまず腕を置いて身体を支えるひじ掛け付き手すりがおすすめです。
2)ドアノブをレバーハンドルに
ドアノブはひねる動作のないレバーハンドルにします。
3)トイレットペーパーの位置を工夫する
ホルダーは使いやすい位置に設置します。片手で切れるタイプが便利です。
4)引き戸にする
車いすを使っている場合は、出入りしやすいように引き戸にします(有効開口800mm 以上)鍵をかけないで済むよう「使用中」プレート利用もおすすめです。
5)シャワートイレを設置
洗浄・乾燥機能で拭き取り動作の手指への負担を軽減します。
6)便座を高くする
補高便座で座面を高くすれば、立ち上がり動作の負担が軽減します。和式の場合は洋式に変更しましょう。
7)暖房を入れる
リウマチに関節の冷えは大敵。ヒートショック対策にもなります。
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浴室

1)浴室暖房を入れる
リウマチには冷えは大敵です。ヒートショック対策にもなります。
2)バスボードを置く
介助付き、座って浴槽に入る場合に、バスボードが便利です。浴槽のふちに腰をかける広さがなくても、移乗動作が安定します。
3)浴槽台を置く
浴槽での立ち座りの負担を軽減します。人工関節脱臼の危険性が高い前かがみの動作を減らせます。
4)入浴グリップを取りつける
またぎ動作を横向きで行うことで、前向きのまたぎに比べて人工関節脱臼の危険性が少なくなります。
5)すべり止めマットを設置する
浴槽への出入りや浴槽内の姿勢が安定します。
6)シャワーチェアを置く
ひざ下長さより高めを選んで、立ち座りの負担を軽減します。
洗身自助具を使う
背中を片手で洗え、足もかがまずに洗える長柄ブラシがあると便利です。
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その他

ドアノブはレバーハンドルに
ドアノブはレバーハンドルに変更し、手指への負担を少なくしましょう。
手のひらで操作できるスイッチに
電気などのスイッチは、指ではなく手のひらなどで操作できるタイプにしましょう。
水道の蛇口はレバータイプやセンサー式に
蛇口をひねる動作は手指への負担が大きいので、レバータイプやセンサー式がおすすめです。
玄関などにイスを設置
腰掛けて靴の脱ぎ履き動作ができるようイスを設置すると便利です。

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