ご自宅で過ごすことが多くなる中、健康維持と手すりの設置など安心したご自宅の環境整備が重要です。
今回は、健康維持のコラムとともに、家中安心の手すりの商品をご紹介していきます。
自立した生活を保つADLの維持と
生活の質を高めるIADLが大切です。
外出自粛などによりおうち時間が増え、社会との関わりが少なくなってしまい、生活の質(満足度)が低下してはいませんか?
生活の質(満足度)の向上には、心身の健康、人間関係、考え方や価値観などさまざまなものが影響します。さらに、リハビリテーションの現場ではADL(日常生活動作)やIADL(手段的ADL)が重視されています。
一般的にADL(日常生活動作)は食事やトイレ、移動など毎日繰り返されるような生活の基本的な動作のことです。
一方でIADLは買い物、家事、外出移動、家計管理など、地域で生活するための手段として必要な活動能力であり、手段的ADLといわれます。より複雑な運動や記憶力を必要とする活動です。
ADL=「日常生活動作」 | IADL=「手段的日常生活動作(手段的ADL)」 |
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ADLは生活の基盤です。居宅という生活範囲での自立(ADLの維持)とともに、より幅広い生活範囲での自立(IADLの維持)が大切です。
疾病や筋力の低下で立ち上がりや移動に苦労する姿を見ると、ご家族はつい手助けをし、必要以上に安静にさせてしまいがちです。このような過度の介護は、さらに筋力やQOLの低下につながります。
最小限のサポートで日常の生活動作(ADL)を向上させることが自信になり、さらなるIADLや生活への意欲を生み、いきいきとした生活につながるのです。
社会参加の機会が減り、「やりがい」や「楽しさ」を実感することができなくなると、それがストレスとなり、さらに生活意欲が低下してしまいます。そのため、日常生活の動作(ADL)の向上はもちろん、「やりがい」や「楽しさ」を少しでも実感できる状況づくりが大切です。
何から始めたらいいか迷った時には、まずは定期的に同居者以外の人と関わる機会をつくりましょう。
社会と関わりを持つことで、身だしなみにも気を配り、体力・筋力の維持にもなり、料理や家事をする意欲にもつながります。生活にメリハリができることで、その人らしさが表れ、心身機能の向上につながります。
気になる趣味の教室の予約を取るなど、新しい習慣をつくることから始めてみましょう。
基本となるADLを維持・向上することで、IADLの維持や意欲へつながり、生活の質(QOL)を上げるための大きな助けとなります。日常生活の中でできること(ADL)を増やすための生活環境を整えることが、IADLの維持にもつながります。身体の衰えを感じ始めた方々には、「生活しやすい環境を整える」ことは特に大切です。
健康寿命を伸ばすためには、本人が「できる」「楽しい」を実感できる、心身的に満たされた生活が大切です。そのために、どのようなサポートが必要なのか、家族やケアマネジャー、リハビリ専門職に相談しましょう。
豊富な組み合わせで、長い玄関へのアプローチや、廊下のコーナーなど、様々なシーンの動線をつなぐことができ、生活や行動範囲がひろがります。
歩行サポート手すり スムーディ〈屋内用〉