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住まいづくりの基礎知識

家づくり・リフォームの流れ、工法、図面記号、用語集など、住まいの基礎を分かりやすく解説。


工法・構造

自分の家の工法・構造をしっかり学ぶことが大切です。

RC造・重量鉄骨造

強度と耐火性に優れた構造

大きな力が加わっても、ポキリとは折れずに粘り強く変形するだけですむなど、非常に高い強度を持つ鉄筋コンクリート(RC造)。耐火性にも優れており、都市部の住宅密集地(防火地域)で3階建て以上の家を建てる場合は耐火建築にしなければならないため、RC造の家が多く見られます。また、防火地域以外では1・2階部分はRC造、3階部分は在来木造というように、異なった構造(工法)を組み合わせるケースも増えています。

鉄とコンクリート両方の長所を生かしたRC

鉄には引っ張りには強いが、圧縮には弱いという性質があります。かたやコンクリートは圧縮に強く、引っ張りには弱いという性質を持っています。そこで鉄筋とコンクリートを組み合わせて両方の弱点を補い、ねばり強さと強度の両方を備えたのがRCです。

3階建て以上の住宅におすすめ

RC造の住宅は、型枠に鉄筋を並べ、そこにコンクリートを流しこんで、基礎から屋上までを一体化してつくります。建物の強度が強く3階建て以上の住宅で多く使われる工法です。耐震性、耐火性はもちろん、断熱性、遮音性にも優れ、耐久性の高さも大きな魅力です。公庫融資でも返済期間が最高の35年に設定できるという利点もあります。

RC造に比べて短工期・低コストの重量鉄骨造

鉄骨造の住宅は、断面がH型や四角型などの鋼材を柱や梁(はり)に用いたもので、使用鋼材の規格(肉厚)により、「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」に分けられます。一般的な鉄骨造の住宅では軽量鉄骨造が主流で、重量鉄骨造は3階建て以上など建物が高層・大規模な場合に用いられます。RC造と比較した場合、同じ断面積で強度が高いので、RC造よりも柱や梁を補足することができます。また施工もRC造に比べてシンプルなため、3階建て以上で住戸内の有効面積を広くとりたい場合や、短工期・低コストでという場合には検討の価値があるといえます。なお、鉄骨はさびやすく、熱伝導率が高いので、防錆処置や耐火被膜などの施工が必要となります。

 

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この内容は2004年8月20日現在のものです。

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