住宅リフォームのヒント集

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2021/06/10

梅雨のジメジメから人と住まいを守る。
湿気をためないリフォーム術

「梅雨は、体調や気分が…」という人も多いのでは?住まいにとっても湿気は大敵。カビやダニなどの発生原因となり、健康への影響も気になります。家族と住まいを守り、快適に梅雨を過ごすための湿気対策リフォームをご提案します。

晴れた日は、押入れや家具の中まで換気を

湿気の多い場所は、カビも生えやすくなります。特に、家具の裏側など見えないところのカビは気が付きにくいもの。放っておくと、知らないうちに胞子を吸い込んでしまうことになります。

湿気対策の基本は換気です。晴れた日は窓を開けて、湿気を追い払いましょう。押し入れは、布団を干している間に開けておくと、中まで風が通ります。食器棚も水滴が付いたまま食器を収納すると湿気がこもるので、少し扉を開けて空気の入れ替えをするのがおすすめです。

床置きの家具は壁の間に隙間を空けて、風の通り道を確保しましょう。風が通りにくい場所は、扇風機などで強制的に空気を送って換気するといいですね。

扉を開けても場所をふさがない、引戸タイプの扉

換気のために、ずっと扉を開けっぱなしにしておくのは、プライバシーが気になります。だからと言って、少しだけ扉を開けておくのは、見た目も悪いし、ジャマになる…。

扉は引戸タイプにすると、全開にしても扉がジャマにならず、必要なだけ開けておくこともできます。同様に、収納扉も引戸にすると換気がしやすいだけでなく、荷物の取り出しもラクになり便利です。

室内干しの湿気やニオイを防ぐには、乾燥機+換気扇

長雨の季節は洗濯物を干す場所が悩みのたね。室内に干すと、部屋が湿っぽくなり、ニオイも気になります。部屋干しは、できるだけ早く乾燥させ菌の発生を抑えることで、ニオイを軽減できます。

使うときだけ竿を降ろして洗濯物が干せる「室内物干しユニット『ホシ姫サマ』」があれば、雨の日でも夜でも洗濯物を干すことができます。一緒に、気流で洗濯物の乾燥を促進しながら、ニオイを抑える「部屋干しファン『せんたく日和』」があると便利です。

「室内物干しユニット『ホシ姫サマ』」は、使わない時は天井や壁に収納できるので、狭い場所でもジャマになりません。

バスルームは、カビが生えにくい工夫がされたものを選ぶ

特に湿気がこもりやすいバスルームは、しっかり換気をしてカビなどを発生させないようにしたいですね。タイルの目地やドアのパッキンなどにこびりついたカビは、掃除してもなかなか取れません。

バスルームの湿気対策は、常に乾燥を心がけることや、床にモノを置かずに掃除しやすくしておくことが大切です。
例えば、使った後、水滴を拭き取ってから換気すると乾燥が早くなります。
また、カビが生えにくい工夫がされた床材、扉などを選べば、お掃除の時短にも。

換気口がドアの上にある「スキットドア」なら、パッキンがないのでカビが生えにくく便利です。換気扇を回して外気を入れると、空気がドアに沿うように下向きに流れて浴室全体をしっかり換気・乾燥してくれます。

「『ナノイー』搭載 カビシャット暖房換気乾燥機」があると、お手入れがさらにラクに。浴室を換気・乾燥しながら、水に包まれた微粒子イオン「ナノイー」で、浴室内をカビが繁殖しにくい状態に保ってくれます。

湿気とニオイ対策ができる玄関用収納

梅雨に気になるのが玄関にこもる湿気とニオイです。濡れた靴や傘は、しっかり乾かしてから収納することが必要です。水分が残っていると湿気がこもるだけでなく、靴にカビが生える原因にもなります。また、玄関収納は、通気をよくするために、靴を詰め込みすぎないこと。晴れた日は、扉を開けて換気をしましょう。
ニオイ対策におすすめなのは、パナソニックのハイブリッド脱臭ユニット付きの「クロークボックス」。独自の脱臭機能で靴のニオイに対応します。

24時間換気+局所換気で湿気や空気の汚れを防ぐ

生活していると湿気だけでなく、調理の煙やニオイなどが発生します。室内の空気を常にきれいに保つには、「24時間換気システム」がおすすめ。換気扇が24時間稼働して、室内の空気をゆっくりと入れ替えてくれます。キッチンやバスルームなど空気の汚れが発生しやすい場所には、専用の換気扇を設置して、汚れや湿気を一気にはき出しましょう。

  • ※24時間換気システムは2003年の建築基準法改正によって、新築住宅に設置が義務づけられています。大規模なリフォームや、増築の場合にも設置が必要なことがあります。

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