2015/07/28
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もっと居心地よい実家に!家族3人暮らし、我慢しない暮らしにリフォーム
今回は、両親と私の三人暮らしのライター自身の体験談です。30年近くも暮らす大好きなわが家ですが、私の就職、親の定年とライフスタイルが変わり、キッチンや収納の使い方、電気代、トイレ音…と、気になることも多くあったため、リフォームしました。生活時間が違う親子が気兼ねなく暮らせる住まいのポイントをご紹介します。
古いキッチン、かたづかない部屋、生活騒音など、問題山積
私が生まれたときに買った築約30年の住まいを、これからの生活を考えてリフォームしたポイントをご紹介します。
リフォーム前はせまいキッチンの使い勝手の悪さに我慢している様子だった母。加えて、収納スペースが少なく、片づかない部屋。私は仕事で遅く帰ることも多く、両親の寝室の隣にあるバスルームで、シャワーの音にも気を使う日々でした。リフォームで不満が減っただけでなく、気使いが減って暮らしがぐっとラクになりました。
LDKを2階に!明るく広々とした空間が誕生
家で過ごす時間が長くなった両親のため、思い切ってLDK (リビング・ダイニング・キッチン)を2階にしました。さらに、リビングとバルコニーをつなげて明るく開放感あふれる空間に。両親はまだまだ元気ですが、ホームエレベーターをつけたら上下階の移動が楽だと予想外に好評。また、今までキッチンにいる母が孤立しているイメージだったので、思い切って対面タイプに。これなら会話をしながら料理ができると、母は毎日の料理が楽しいようです。
バスルームも2階にして、深夜のシャワーも気兼ねなく
LDKとともに1階から2階に移動したのがバスルーム。私の寝室は玄関近くに配置、両親の寝室とは離しました。今までのように帰宅が遅くなっても両親を起こす心配がなく、深夜のシャワーも遠慮なくゆっくり浴びることができます。オプションでつけた、美容にいいエステケアシャワーと酸素美包湯(びほうゆ)は自分へのご褒美のつもりだったけど、肌がしっとりして若返ったと、母のほうが喜んでいるくらいです。
今まで両親のものが私の部屋に!リフォームですっきり収納
収納スペースの確保もリフォーム目的の一つ。今までは、両親と私のもの、生活で必要なものなど区別なくしまわれた、ごちゃごちゃした家でした。そこで、リビングと廊下に大きな壁面収納、キッチンに大きなカップボード、各寝室にも広めのクローゼットを作り、個人のものと、生活で使うものをきちんと分類してすっきり収納。玄関はウォークインタイプの大型収納にしました。スペースがあるので、冬はコートかけも置けてとっても便利です。
LED、節水トイレ、エコキュート。目指せ!光熱費削減
電気代を少しでも減らしてその分家族で外食や旅行しようと思い、設備は省エネ性能の高いものを選びました。照明はすべてLED。玄関やトイレは人感センサーで照明を自動でオン・オフするシステムを選びました。家に2つあるトイレは節水性能が高いものに。お風呂も光熱費を気にせず楽しむために、エコキュートを採用しました。光熱費の節約は大事ですが、みんなが無理しないことも大切。ずっと快適に暮らせる住まいは、日々の生活を楽しめる家になりました。