住宅リフォームのヒント集

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2019/03/29

家事ラク設備を取り入れたリフォームでポイントがもらえる制度スタート!

2019年10月に消費税率が10%になることを受けて、8%のうちにリフォームをしたいと考えている方も多いかもしれません。10月以降は、増税による負担を軽減するための制度が用意されています。増税後の優遇制度についてご紹介します。

消費税率の引き上げで用意されている支援策

2019年10月に消費税率が10%に引き上げられます。2014年に消費税率が8%に引き上げられた際、駆け込み需要や住宅価格の上昇など、経済にさまざまな影響がありました。そこで、国は10月1日以降に住宅購入やリフォームをする場合の支援策を準備しています。

  • 1.住宅ローン減税の控除期間3年間延長 (新築・中古住宅取得・リフォーム)
  • 2.すまい給付金が最大50万円に拡充 (新築・中古住宅取得)
  • 3.省エネ性、耐震性向上、家事負担軽減のための設備設置などでポイントを付与(新築・リフォーム・中古住宅取得+リフォーム)
  • 4.贈与税の非課税枠を最大3,000万円に拡大 (新築・中古住宅取得・リフォーム)

今回は、3のポイント付与(リフォーム・中古住宅取得+リフォームをした場合)について詳しくご紹介します。

  • ※1~3については、予算案、関連税制法案が国会で成立することが前提です。

「断熱リフォーム」や「家事負担軽減設備の設置」でポイント

2019年4月1日から2020年3月31日までにリフォーム工事の契約・着工をし、2019年10月1日以降に引き渡しをする※1リフォームで、内容が下記1~9のいずれかに該当する工事をした場合、内容に応じてポイントが発行されます。

過去にも同様のポイント制度はありましたが、今回は「家事負担を軽減する設備の設置」でもポイントが発行されたり、若者・子育て世帯がリフォームを行う場合にポイントの特例があるなど、幅広い年齢層が使える制度になっています。

  • 1.窓・ドアの断熱改修
  • 2.外壁、屋根・天井または床の断熱改修
  • 3.エコ住宅設備の設置
  • 4.耐震改修
  • 5.バリアフリー改修
  • 6.家事負担を軽減する設備の設置
  • 7.リフォーム瑕疵保険の加入
  • 8.インスペクションの実施
  • 9.若者・子育て世帯※2が中古住宅を購入して行う100万円以上のリフォーム
  • ※1 2018年12月21日~2019年3月31日に契約、着工が2019年10月1日以降になるものは対象
  • ※2 若者世帯:2018年12月21日時点で40歳未満の世帯
    子育て世帯:2018年12月21日時点、または申請時点で18歳未満の子どもがいる世帯

ポイントがもらえる「家事負担を軽減する設備」とは?

毎日の大変な家事。少しでも負担が減るといいですね。今回のポイント制度では、家事の負担を軽減する設備をリフォームで取り入れると、その種類に応じてポイントが発行されます。

●掃除がしやすい「レンジフード」
工具を使わずに着脱でき、洗い掃除ができるものや、掃除の際に水やぬるま湯、台所用洗剤で汚れを取りやすくするための処理を施しているもの
●毎日の食器洗いがラクになる「ビルトイン食器洗機」
キッチンに組み込まれているタイプのもの
●温度調整などが可能な「ビルトイン自動調理対応コンロ」
設定した温度に自動で調節する機能や、調理開始から終了まで手動で操作をせず調理できる機能、炊飯機能などがついたコンロ
●衣類の乾燥ができる「浴室乾燥機」
換気運転と連動して温風で浴室内や、干した衣類の乾燥ができるもの
●掃除しやすい「トイレ」
節水型のトイレで、総高さが700㎜以下のものや、背面にキャビネットがあり、洗浄タンクが内包されているもの、便器ボウル内を除菌する機能を備えたもの
●宅配便の受け取りに便利な「宅配ボックス」
保安性、防水性などの機能があること、使用時の安全性があることなどを満たしたもの
  • ※ポイントの発行対象となる建材・設備は、次世代住宅ポイント事務局に登録申請を行い、審査を経て、基準を満たしていることが確認されたもののみです。上記に関しては、登録申請予定商品や性能等により一部対象外商品もあります。利用される際は必ず国土交通省のホームページ等でご確認ください。

その他のポイントがもらえるリフォーム

家事負担を軽減する設備以外にも、エコ設備の設置やリフォーム工事の内容によってもポイントが発行されます。

●断熱改修
窓ガラスを複層ガラスに変えたり、内窓を設置、ドアの交換をすると窓の大きさや枚数に応じてポイントが発行されます。また、外壁、屋根・天井、床に最低使用量以上の断熱材を使うリフォームには、部位ごとにポイントが発行されます。
●エコ住宅設備の設置
太陽光熱利用システムや、少量の水量で流せる「節水型トイレ」、お湯がさめにくい「高断熱浴槽」、エコキュートなどの「高効率給湯機」や、お湯のムダ使いを防ぐ「節湯水栓」などを設置した場合には、設置の種類に応じてポイントが発行されます。
  • ※節水型トイレは、掃除しやすいトイレとの重複はできません。
●耐震改修・バリアフリー改修
対象となる耐震改修工事をするとポイントが発行されます。また階段に手すりを設置したり、段差の解消、廊下の幅を広くするなどの工事、ホームエレベーターを新しく設置するなどのバリアフリー工事も種類に応じてポイントが発行されます。
●リフォーム瑕疵保険への加入・インスペクションの実施
リフォーム瑕疵保険に加入したり、建物状況調査(インスペクション)をした場合にポイントが発行されます。

中古住宅を購入してリフォームする場合

若者・子育て世帯が、自分たちが住むために中古住宅を購入し、100万円(税込み)以上のリフォームをした場合、工事内容にかかわらず10万ポイントが発行されます。
若者・子育て世帯以外では、自分たちが住むために中古住宅を購入し、ポイント発行対象になるリフォームをした場合には、もらえるポイント数が2倍になります。

  • ※売買契約締結後3か月以内にリフォーム工事の請負契約を締結する場合など、その他、条件があります。

発行ポイントは最大30万。若者・子育て世代はポイント加算

リフォームの工事内容や設備の設置内容に応じたポイントの合計が発行されます。若者・子育て世帯か、中古住宅を購入するリフォームか、など世帯属性や中古住宅を購入したリフォームかどうかで一戸あたりの上限ポイント数が異なります。

・若者・子育て世帯
自分が住むために中古住宅を購入、リフォームする場合:上限60万ポイント
自分が住む住宅をリフォームする場合:上限45万ポイント
・その他(若者・子育て世帯以外)の世帯
自分が住むために安心R住宅を購入、リフォームをする場合:上限45万ポイント
上記以外のリフォームをする場合:上限30万ポイント
  • ※一定の基準を満たし、国が定めたマークがついた既存住宅のこと

ポイントは「防災関連」「子育て関連」商品などに交換

ポイントの発行申請は、工事完了後に行い(事前申請も可)申請開始は、2019年6月頃の予定です。ポイントは、2万ポイント未満は申請できません。
ポイント発行申請の締め切りは、2020年3月末を予定していますが、予算により早く締め切ることもあります。発行されたポイントは、省エネ・環境配慮に優れた商品や、防災、健康、家事負担軽減、子育て、地域振興に役立つ商品などと交換できる予定です。

次世代住宅ポイント制度は平成31年度の予算の成立を前提としたものです。対象になる住宅には要件があります。内容は変更になる場合もありますので、お使いになる前に必ずリフォーム会社や、国土交通省のホームページなどでご確認ください。
(この内容は、2019年3月11日時点のものです。)

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