住宅リフォームのヒント集

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2021/08/06

予測できない地震から家族を守る!リフォーム時にできる対策

いつ起こるか予測できない地震。突然の地震に慌てないよう、普段から十分な対策が必要です。万が一の時、少しでも被害を軽減する為に、リフォームの際、一緒に考えたい住まいの防災対策についてご紹介します。

今すぐできる家具の転倒防止

家族が集まるリビングと寝室は、大きな地震で家具が倒れないように対策しておきたいですね。家具が倒れると、ケガの危険があるだけでなく、避難時の通路をふさぐことにもなります。
置き家具は、L字型の固定金具や、家具と天井の間に挟み込む突っ張り棒などの転倒防止グッズで固定。ガラス面には飛散防止フィルムを貼るなどの対策をすると安心です。タンスや本棚など、上下に分けられる家具は連結しておきます。
テレビには粘着マットを引いて、テレビ本体をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定しましょう。

リビングには転倒の心配がない壁面収納を

リビングの収納家具は、転倒の心配がない壁面埋め込み式や、壁面に固定するタイプの収納にリフォームすることをおすすめします。耐震性を備えた製品なら、さらに安心です。
壁面収納にすれば、壁一面にモノが収まるので、ごちゃごちゃしがちな空間がスッキリ。見た目も損ないません。

キッチンは割れ物対策と、非常食の常備を

キッチンにはお皿など硬くて割れやすいものがたくさん。地震の揺れで中身が飛び出さないよう、しっかりと対策しましょう。食器などの収納棚は、地震時に扉がロックされるものにしておくと、いざという時には安心です。
キッチンには、大型の電化製品や食器、ガラス製品、包丁など、危ないモノがたくさんあるので、地震の際はキッチンからなるべく離れている方がいいですね。

キッチンには、床下収納など、非常食をストックできるスペースがあると便利です。水は一人1日3リットルを目安に、最低でも家族が3日過ごせる分をストックしておきましょう。水や非常食は、本来一週間分の備蓄が望ましいと言われていますが、保存する場所の確保や、賞味期限のチェックが大変です。
保存ができて普段も食べられる食品を多めに購入しておき、食べたら補充する「ローリングストック」という方法であれば、保管場所に困りません。

安心して就寝できる寝室に

寝室に背の高い家具は禁物です。家具が倒れて出入り口をふさがないように、ベッドまわりはもちろん、ドア近くにも家具を置かないようにしましょう。収納は、ウォークインクローゼットなどの埋め込み式が安心です。収納量も確保でき、非常用持ち出し袋などを常備しておけます。

普段は足元灯、非常時は懐中電灯になるあかり

夜間の災害に備え、非常用のあかりを用意しておきましょう。寝室には、停電時に自動点灯する照明器具「かってにナイトライト」があると安心です。普段は足元灯として使えるので、夜間にトイレに行くときにも重宝します。
「明るさセンサ付ホーム保安灯」は、コンセントから取り外して携帯電灯としても使えます。廊下にも自動点灯の非常灯があれば、家族の様子を見に行ったり避難したりする時に安心です。

停電になっても、流せるトイレ

停電時でも排水ができるトイレだと自宅避難時にも安心です。パナソニックのトイレ「アラウーノ L150シリーズ」や「アラウーノ S160シリーズ」は、停電時でも手動や、乾電池を使ったボタン操作で水を流すことができます。停電が長引いたときのために、家族の衛生面も配慮しておきたいですね。お手入れがしやすいので、普段から清潔に保つことができるトイレです。

断水時にお湯や水が使える

「エコキュート」は、大気の熱を利用してお湯を沸かす高効率の給湯機です。タンクにお湯を貯めて使うので、断水時にはタンク内のお湯や水を生活用水として利用することができます。震度7相当にも耐える耐震設計なので、災害時にも心強い味方です。

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