リフォーム・リノベーションのヒント集

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2020/02/13

子どもの成長を促す環境を、リフォームで実現

子どもは日常生活の中からいろいろなことを学んでいます。一日でも早く、自分のことは自分でできるようになってほしいと思って、口うるさく言ったり、叱ったりするのは逆効果。リフォームで子どもが何でもすすんでやりたくなる環境をつくりたいですね。

安心して子どもがチャレンジできる住まい

好奇心旺盛な子どもは、毎日が学びの連続。まだ親の手助けが必要なこともあるけれど、少しずつひとりでできることを増やし、自信をつけてほしいものです。そのためには、住まいの工夫も大切です。せっかく自分で何かをしようとしても、設備が使いにくかったり危なかったりしては大変。子どもが安心していろいろなことにチャレンジできるよう、住まいを見直してみましょう。

「食育」は楽しく食事を食べることから

小さいころからの食育は大切ですよね。将来自立したときに備え、子どもにはぜひ、食事のマナーや栄養などの知識を身につけてほしいもの。そのためには食材や料理をおいしく見せて、食べ物に興味をもってもらうのもひとつの手段です。

対面タイプのキッチンなら、料理をしているところがリビングから見え、食事の準備やお片付けなどのお手伝いがしやすくなります。一緒に料理を作ればさらに食べ物に興味が出るかもしれません。

従来LED

美ルック

キッチンや食卓には、料理の色がきれいに見える照明「美ルック」を選ぶといいですね。おいしそうな料理に思わず嫌いな野菜にも手が伸びてしまうかも。

大人も子どもも自由に使える畳スペースをつくる

和室の良さが見直され、リフォームで和の空間をつくることも増えてきています。家に畳のスペースがあると、ママが洗濯物をたたんでいる横で子どもにお昼寝をさせたり、子どもの遊ぶスペースとして使うこともでき、子育てを助けてくれます。
和室をつくるのが大変なら、フローリングの部屋に畳スペースを設置できる「畳が丘」が便利。畳の下が収納になっているので、子どものおもちゃも片付けられる上に、おじいちゃん、おばあちゃんが遊びに来たときは、畳の上でくつろいでもらえるなどさまざまな使い方ができて便利です。

リビングには、子ども専用の収納スペースを

まだまだ甘え盛りの小さな子どもの場合、子ども部屋よりママの姿が見えるリビングで宿題や遊びをしたがるもの。
でも、勉強道具やおもちゃでリビングが散らかるのは困りもの。リビングに子ども専用の収納スペースを作って、自分で片付ける習慣を身につけさせましょう。キレイに片付けができたら「上手にできたね」の一言を忘れずに。

踏み台付きの洗面台で安心、幅広サイズで親子並んで歯磨き

小さな子どもは洗面台の水栓に手が届きにくく使いにくいことがあります。洗面台の一番下の引き出しが踏み台になっているタイプなら、小さな子どもでも無理なく使えます。背が届かなくて、服や床が水浸し…なんてこともありません。

幅広サイズの洗面台は、子どもと並んで手洗いや歯磨きができるので、朝の忙しい時間に一緒に支度ができて便利です。

手すりとセンサ付きライトで、ひとりのトイレもへっちゃら

大人サイズの便器は、小さな子どもには使いづらいもの。手すりを付けて立ち座りがラクにできるようにすれば、子どもだけでなく家族全員が、より快適にトイレを使えるようになります。

また、夜のトイレがこわくないように、廊下やトイレをセンサ付のライトにするとひとりで安心してトイレに行けますね。

滑りにくい床と手すりで、ひとりで入るお風呂も安心

毎日お風呂に入れていた子どもも、やがてひとりで入浴できるようになります。でもお風呂は滑りやすく、親としてはちょっと心配。浴槽の床は、滑りにくい素材を選びましょう。手すりがあると、さらに安心です。
浴槽は広めのものを選んで、休みの日には子どもと一緒に入浴するのもいいですね。

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