2015/11/30
- {{ $store.state.categories[pageInfo.category] }}
ゆったりバスタイムは「やさしさ動線」リフォーム!で細部まで心配りを
軽快に動き回った30~40代を振り返りつつ、ゆったりと時間を過ごすのは、シニアならではの贅沢かも。バスタイムも、ゆっくりと堪能したいですね。そのために配慮したいのが、浴室のバリアフリー。手すりの配置など、細かな気配りがポイントです。
先輩もオススメ。早すぎることはない手すりの設置
「浴室に手すり?まだまだ早いよ」なんて思っていませんか。何事も、備えあれば憂いなし。70歳以上の人にアンケート調査したところ、「リフォームを考えている人にオススメしたいものは?」という問いに対し、80%近い人が「手すり」と答えています。安全なだけでなく動作もラクにしてくれる手すり。年齢にかかわらず早めに取り付けて、バスタイムをのびのびと楽しみましょう。
大切なのは、途切れない手すり
リフォームするときに、とりあえず手すりをつけよう!と思っている方は、要注意です。手すりの設置には適切な場所があります。
お風呂に入るところをイメージしてみましょう。蛇口のあるところまで歩き、低めのイスに座り、体を洗い終わったら立ち上がり、浴槽をまたいでお湯につかる…立ったり座ったり、移動したり、段差を乗り越えたりと、けっこう体を動かしていますね。手すりを取り付けるときに注意したいのは、入浴時の一連の動作に合わせ、途切れなくスムーズに動けるよう配慮すること。間隔が離れず位置が適切なら、ストレスなく大好きなお風呂を楽しめます。
手すりの位置が適切なら、小物もその近くに
シャンプーを取るたびに手を遠くに伸ばしたり、少し腰を浮かしたり…毎日のことだと、けっこうつらいですよね。手すりの位置と同様、シャンプーやせっけんなど小物類の置き場にも工夫が必要です。手すりがつかみやすい位置にあれば、小物類もその近くが取りやすいということ。手すりをそのまま小物置きにするのが合理的です。小物が置ける形の手すりなら一挙両得ですし、物が置けないのなら、手すりの近くに小物置きを設けましょう。
ラクラク操作&美しさで、ストレス知らずの水栓
水栓をひねるのに力が必要だったり、逆にしめつけが不十分で水がぽたぽた垂れたり、若いころは何ともなかったことが、小さなストレスになっていませんか?大きめのレバーを上げ下げするタイプの水栓なら、水やお湯を出したり止めたり、水量を調整したり、すべてが軽いタッチで行え、デザインもすっきり。タッチパネル式の水栓もおすすめです。
やさしさを細部まで。子や孫にもやさしいお風呂を
リフォームは快適さを徹底的に追求するチャンスです。細部にまで目を配りましょう。
段差の少ない出入り口
滑りにくい床
浴槽内の滑り止め
つかみやすい浴槽のフチ
まずは段差をなくし、床は滑りにくいタイプに。浴槽を選ぶときは、内部が滑りにくく配慮されているものにすれば、さらに安心です。縁(ふち)がつかみやすいかどうかといった細かいことも、チェックしましょう。安全性と快適性にこだわったバスルームはシニア世代だけでなく、子育て世代や小さな子どもにも安心です。「ウチのお風呂に入りにおいで」と、子どもや孫を誘うのも楽しみですね。
限られたスペースを最大限活用するリフォーム術
ゆったりとバスタイムを楽しむために、浴室はできるだけ広くしたいもの。でも間取りの制約もあるし…。あきらめる必要はありません。
最近のユニットバスは、壁面などの厚みや収まりを工夫することにより、従来よりもユニットバスの室内寸法が広くなっています。そのため、同じスペースでもより広いユニットバスが設置できるケースもあります。リフォーム会社に現地調査を依頼して、今より広いユニットバスが設置できるか確認してもらいましょう。
動画でチェック!「やさしさ動線」
浴室に入るところから出るまで。途切れなく、快適に動ける工夫を「やさしさ動線」と名付けました。「やさしさ動線」の魅力を分かりやすく動画でご紹介します。