住宅リフォームのヒント集

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2015/07/22

未来の家、ゼロエネルギーをめざす住まいにリフォーム!

光熱費ゼロ円?ネット ゼロ エネルギー ハウス(ZEH=ゼッチ)にリフォームすれば、そんな夢が実現できます。政府は2020年までに新築住宅は、家庭での年間エネルギー消費量をおおむねゼロにする家の標準化をめざしています。わが家の家計にやさしく、地球環境にも貢献できる家についてご紹介します。

エネルギー量が差し引きゼロ!光熱費の負担がない暮らし

ZEHとは、年間でエネルギーの消費量がゼロ以下になる家のこと。いわばエネルギーを自給自足する家です。そんなことできるの?と思う方もいるかもしれませんが、政府は2020年には標準的な新築住宅をZEHにする計画です。もちろん家族が暮らすには電気などのエネルギーが必要不可欠。エネルギーを使わないわけではありません。ZEHは太陽光発電システムなどで電気をつくり、蓄電池などに電気をためます。さらに、建物の断熱性を高めて、省エネルギー性の高い家電や住宅設備を採用し、HEMS(ヘムス)でかしこく制御することでエネルギー量を減らします。そうすることで、消費するエネルギー量とつくったエネルギー量が差し引きゼロ以下になる家になります。

ずっとエネルギーゼロが続く!プランは長いスパンで考える

子育て中は光熱費もかさみます。洗濯、炊事、お風呂、照明など、生活のあらゆる場面で夫婦二人だけのときよりずっと、電気を使っているご家庭も多いかもしれません。それだけに光熱費が実質ゼロになったら、こんなにうれしいことはありません。一度、年間の光熱費を計算してみましょう。ZEHにリフォームするには、設備などに投資が必要です。投資額とこれからの光熱費などをきちんと計算し、長いスパンでプランを考えることが大切です。

3つのポイントを知って、わが家をZEHにリフォーム

わが家をZEHにリフォームするには、いくつかポイントがあります。大きくは、エネルギーを「つくる」「ためる」「節約する(省エネ)」の3つです。

●エネルギーを「つくる」

エネルギーをつくる設備で代表的なのが、太陽光発電システムです。発電時に汚れた排気などを発生しないエコの優等生。エネファーム(家庭用燃料電池)も、エコで経済的な発電手段です。都市ガスから水素を取り出し、それを空気中の酸素と反応させて電気をつくります。自治体によっては補助金制度も用意されています。導入前には、どのような優遇制度があるか事前に確認しましょう。

●エネルギーを「ためる」

自宅でつくった電気は、家庭用の蓄電池に貯めて使いましょう。電気代が安い深夜に充電し、昼間に使えば、昼間の電気代との差額がまるまる節約できます。太陽光発電システムは夜間は発電しませんが、昼間につくった電気をためておけば、夜間でも電気を買わずにすみます。また停電中でも電気がつかえるので、災害時にも安心です。

●エネルギーを「節約する」―1.HEMS(ヘムス)

つけっぱなしにしたあかりを、消して回る…そんな経験は誰にでもあるもの。イライラする前に、設備に助けてもらいましょう。電気やガスがどのように使われているか、画面に表示してくれるのがHEMS(ヘムス)です。エネルギーのムダ遣いや省エネの効果が一目でわかるので、家族みんなの節電の意識も自然に高まります。またエアコンを外出先から操作したり、時間帯別の電気料金に合わせて電気代がいちばん安くなるよう家電を自動制御したりと(※)、HEMSが自動で判断し、省エネしてくれます。

  • ※電力小売りの自由化により、時間帯別の電気料金が設定された場合のHEMSの機能。HEMSによって、機能は異なります。

●エネルギーを節約する―2.給湯・照明

家の中で特にエネルギーをたくさん使う部分を省エネすると、住まい全体の省エネに効果的です。一般的に給湯、照明、暖房は、エネルギーが多く使われると言われています。お風呂に入る時間がまちまちだったり、あちこちのあかりが点けっぱなしなど、心当たりはありませんか。給湯ならエコキュートがおすすめです。空気中の熱を吸収してお湯をわかすので、電気代を大幅に節約できます。照明はLED照明に変えましょう。電気代が節約できるだけでなく、寿命が長いのでランプ交換の手間がほとんどかかりません。

●エネルギーを節約する―3.断熱

いくら省エネ設備に交換しても、家がすきまだらけだったら冷暖房費がかかってしまいます。ZEHには断熱効果が高い建物も重要です。断熱の工法には内張りと外張りの2通りあります。リフォームなら内張りのほうが比較的かんたんに工事ができます。気密性が高まると換気も大切。換気には室内の熱が逃げないよう、熱交換気タイプの換気扇を選ぶとよいでしょう。「つくる」「貯める」「節約する」の合わせ技で、エネルギーゼロの生活を体験してみませんか。

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