住宅リフォームのヒント集

MENU

2019/08/06

地震など災害時に慌てない…シニアに役立つ安全・安心な備え6選

自然災害は、いつやってくるかわかりません。住まいの災害対策をして、安心できるわが家にしたいものです。リフォーム時には、災害時の安全対策だけでなく、災害時に役立つ設備を取り入れることも検討したいですね。

自宅で避難生活が送れるように対策を

年齢を重ねるほど災害に対する不安も増えてきます。いざという時に機敏に動けなかったり、情報が入手できずに孤立したり…。断水になったときには、給水所に通わなければなりませんし、食料を買うために長蛇の列に何時間も並ばなければならないという場合も。リフォームの際には、自宅で避難生活が送れるよう災害対策も考えておくことも大切です。

1.非常食をかしこく備蓄

災害時に備えて買った非常食、収納の奥で眠っていませんか。災害に備えて水や食料を備蓄する方法に「日常備蓄」があります。缶詰やレトルト食品などを多めに買い、それを日常の食事に活用し、食べた分は新たに買い足します。常にストックが循環するので、賞味期限切れを防ぐことができ、災害時でも食べ慣れた食事で安心するというメリットもあります。保存場所はキッチンの収納棚や床下収納にしておけば、災害時にもすぐに取り出せます。

2.家具の配置や整理整頓、扉や引き出しの固定

地震に備え、家具の転倒防止対策はしていますか?一番無防備になるのは就寝時。寝室は、大きな家具を置かないようにしたり、家具が倒れてこないように、しっかりと壁や天井に固定しましょう。
家具が倒れて出入り口がふさがると、部屋から逃げられなくなるので、出入り口近くには背の高い家具を置かないようにしましょう。また、逃げ道になる階段や廊下には、モノを置かないことも鉄則です。
家具自体は固定されていても、上に重いモノが乗っていたり、地震の揺れで家具の扉や引き出しが開いて、中のモノが飛び出すことがあります。普段から部屋をすっきりと整理して、災害時に配慮して壁面固定の収納や、耐震ロックのついた収納ユニットがいいですね。

3.災害時のトイレの操作方法を事前にチェック

断水時や停電時にも使えるトイレなら在宅避難の際にも使えるので安心です。タンクレストイレは、水を貯めるタンクがないので断水時には水が流せません。停電時には、乾電池を入れてスイッチ操作で水を流すか、非常用の手動ハンドルで水を流すことができます。

  • ※地震の場合には、排水管が壊れていることもあるので問題がないか確認してから水を流してください。

4.夜の災害のために普段の「あかり」を気にする

夜間の停電時、暗い家の中を移動するのは危険です。仮に懐中電灯を用意していても、そこまでたどり着けなかったら大変。そんな時、停電すると自動で点灯する保安灯があれば安心です。「明るさセンサ付ホーム保安灯」は、ふだんは柔らかな光で足元を照らし、停電時には明るく自動点灯。取り外して懐中電灯としても使えるので便利です。

5.眼鏡や薬など、生活必需品を枕元に

夜はもちろん、たとえ明るいときでも突然の地震や災害には慌ててしまうもの。いざ避難しようとしても、眼鏡や財布、スマートフォンなど、必要なものがすぐに見つからないことも考えられます。災害はいつやってくるかわかりません。寝る前には、非常用持ち出し袋など、避難に必要なモノを近くに置いておきましょう。人によっては薬や保険証なども必要かもしれません。必要な薬がある場合には、非常用持ち出し袋に入れておくなど、災害時に必要なものを今のうちに見直しましょう。

6.電気と水を確保して、避難生活の不便を減らす

慣れない避難所での長期の生活は、ストレスがたまります。自宅が安全な状況なら、被災後も自宅にとどまるのもひとつの判断。その際大切なのは電気と水の確保です。太陽光発電システムと家庭用蓄電池があれば、長期の停電でも電気の使用ができます。
またエコキュートや雨水タンクがあれば、タンク内の水が災害時には生活用水として使えます。災害時だけでなく、ふだんから省エネ生活に貢献してくれるので、リフォームの際には検討したい設備ですね。

  • ※記事内の商品画像については参考画像の為自社商品や現行品でない場合がありますのでご了承下さい。

Panasonicの住まい・くらし SNSアカウント

  • すむすむ公式 Facebook
  • すむすむ公式 X
  • すむすむ公式 Instagram
  • すむすむ公式 LINE
  • すむすむ公式 Youtube