香川県生まれ。奈良市でカフェと雑貨の店「くるみの木」を始める。
2004年にはゲストハウスを併設した「秋篠の森」をオープン。その暮らしぶりやモノの見方が注目されている。
香川県生まれ。奈良市でカフェと雑貨の店「くるみの木」を始める。
2004年にはゲストハウスを併設した「秋篠の森」をオープン。その暮らしぶりやモノの見方が注目されている。
見晴らしの良い高台にある「秋篠の森」は、2室だけのホテルやギャラリー、レストランからなる複合スペース。「くるみの木」の賑わいから離れ、「自然の中、ほっと落ち着ける空間でおもてなしを」と思った石村さん。敷地に木を植え森をつくり、「室内は上質な素材で気持ちのいい空間に」と、メープルの床材とドイツ製の白い壁紙を採用。「真っ白な壁は小物やアートなどの装飾をより引き立てる効果があり、美しい空間には欠かせない構成要素です」と話します。
壁に洋服を掛けただけで、やさしいデザインや素材の上質感が際立って見えるのも、白い壁ならではの演出効果。
「チェリー」の机や椅子が落ち着いたくつろぎ感を醸し出す、ホテル「ノワ・ラスール」の客室。
石村さんが厳選した作家物を中心に、衣食住の生活道具や奈良の良いモノが並ぶ「ギャラリー 月草」。
「椅子のコーナーには風景が生まれる」と話す石村さん。「秋篠の森」のホテル「ノワ・ラスール」には、たくさんの椅子が置かれています。「同じ椅子をそろえる必要はありません。座りここちの良い好きなデザインを選んで、少しずつ増やしていくのもおすすめ。大小いろいろな椅子があると、楽しい空間になりますよ」。そして、間接照明の温かなあかりを組み合わせると、よりくつろぎ感がアップ。「高低差のあるいくつものキャンドルを灯してみて。あかりの効果でとても気持ちがやわらぎますよ」。
木漏れ日を感じながらソファで読書。くつろぎの時間がゆったり流れます。
ベッドサイドにはスタンドを置き、森で摘んだ野の花をライトアップして。
窓辺に椅子を置くだけで、風景が生まれ印象的な空間に。
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