1966年生まれ。料理研究家。ドイツ人の母から受け継いだドイツ流の暮らし方をもとに、独自のシンプルライフを提案。雑誌やテレビで多数紹介。『タニアのドイツ式部屋づくり』など著書も多数。
1966年生まれ。料理研究家。ドイツ人の母から受け継いだドイツ流の暮らし方をもとに、独自のシンプルライフを提案。雑誌やテレビで多数紹介。『タニアのドイツ式部屋づくり』など著書も多数。
今年5月に引っ越したばかりのタニアさんの新居は、すっきりと片付いた室内に美しい家具が置かれ、素敵な空間が広がっています。「モノがあふれていないことが、私にとってここち良いこと」と話すタニアさん。ドイツには「人生の半分は整理整頓」ということわざがあるくらい、幼少の頃からモノを所定の場所に戻すよう徹底したしつけがされるそう。本当に好きなモノ・必要なモノだけを吟味して購入し、定期的に不要なモノを処分することが、シンプルに暮らす秘訣のようです。
使い勝手の良いシンプルなお皿など、普段使いの食器はこの棚がすべて。
増えがちなプラスチックの容器はカゴに入るだけ。入らなくなると捨てます。
二人で取り分ける大皿はこの3枚だけ。素朴な風合いがお気に入りです。
ドイツでは、一週間の掃除のスケジュールを決めて、掃除機をかける日、洗濯の日、アイロンかけの日と曜日ごとに振り分ける人が多いそうです。ポイントはリストをつくって、家事をスケジューリングすること。嫌いな家事は後回しにしがちですが、タニアさんが億劫になりがちなシーツ交換も時間を測ってみると、わずか10分だったそう。10分ならスケジュールに組み込むのも容易です。「モノの管理も片付けも、キレイなインテリアに囲まれて、ここち良く過ごすため」と話します。
気づいたらすぐにサッと使えるよう、はたきは使う場所にそれぞれかけて。
家電製品は籐のカゴに入れて、使うときに出して。美しい収納のコツです。
生ごみを置く新聞紙とポリ袋は、1つの引き出しに入る分だけを保管。
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