一日の疲れを落とすバスルーム。毎日の掃除が大変、浴槽が狭くてゆっくり入れない、なんだか暗い、冬の寒さがつらい…など、気になるところが出てきたら、リフォームで解決しましょう。
バスタイムが快適になる機能はもちろん、お手入れしやすく広々した浴槽やカウンター、開閉しやすい扉、好みの壁の柄を選んで、自分好みの空間にできます。知っておきたいバスルームリフォームの流れと具体的な機器の選び方についてご紹介します。
目次
1.リフォームの流れを確認
リフォームの流れを知っていると、いつ何をしないといけないのかがわかり、スムーズに進めることができます。
まずは、カタログやホームページからバスルームの情報を集めて、デザインやサイズ、どんな機能があるかをチェック。現状のバスルームの寸法を測り、寸法を参考にプランを検討します。設備はバスルームの種類によって違いがあるので、自分の欲しい機能がついているか確認しましょう。依頼先が決まり、プラン・見積り提案の時期に具体的に設備を決めていきます。
2.バスルームリフォームの工期と工事工程
バスルーム工事では、お風呂が使えない期間があります。設備の取り換えだけでなく、給排水管工事や給湯器の入れ替えなども考えられます。工事の内容によって、日数が変わるので、事前に確認しましょう。
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3.バスルームの寸法を測る
バスルームリフォームでは、現在のサイズが基本になるので、幅、奥行き、高さの内形寸法を測ります。また、浴槽や窓、ドアなどのサイズも測っておくと商品をチェックする時やリフォーム会社に見積りの依頼をする時にも便利です。
バスルームのサイズは、主に0.75坪、1坪、1.25坪タイプが主流で、今のバスルームサイズから、どのタイプを選べるかが決まります。1坪と1.25坪では、浴槽の幅は変わりませんが、洗い場が広くなります。今は浴槽の幅が同じでも、広々としたデザインの浴槽や、バスルーム全体の厚みや納まりを見直すことで、今までより広いバスルームにすることもできます。
4.リフォーム会社に相談・見積り依頼をする
どんなバスルームにしたいか要望が固まったら、リフォーム会社に相談しましょう。実際に現地で、バスルームの取り付けや設置、周辺に関わる内装工事など確認してもらい、見積りを依頼します。
見積りを依頼する前に検討しておきたいこと
- ・浴槽と洗い場の広さは?誰と入るか、何人で入るか
- ・テレビを見る、景色を眺めるなど、バスルームでの楽しみ方
- ・電気、ガスなど給湯器は変更するか
- ・湯船にゆっくりつかる、シャワーがメイン、ミスとサウナを楽しむなど、お風呂の入り方
- ・バスルームが寒い、シャワーが使いにくいなど、現状のバスルームの不満点は?
5.バスルームリフォームで選べる快適設備
バスルームリフォームでは、基本プランに設備を追加、変更することができます。ミスト機能付きの換気扇、天井に埋め込まれたLED照明、使いやすい扉、節水タイプのシャワーヘッドなど、さまざまな設備が選べます。リフォームの機会に、今までの不満を解消し、もっと快適になる設備を選んで、自分好みのバスルームを手に入れましょう。
バスルームの基本プラン
バスルームの基本プランは、サイズや標準装備されている機能によって金額が異なります。床、浴槽の形状、カウンター、壁の色、シャワーヘッド、換気扇なども好みのものに変更することができます。基本のバスルームと変更アイテムの合計金額の見積りを出してもらうようにしましょう。
浴槽の形状、色、機能が選べる
浴槽の形状は、斜めにレイアウトして浴槽を広くしたものや、浴槽内にベンチを設け、半身浴も楽しめるデザインのものなど、入浴スタイルにあわせて選べます。浴槽の色はカウンターと合わせることもできます。
最近の浴槽は保温性が高く、時間が経っても湯温が低下しにくくなっています。また、酸素を含んだミクロの泡であたたまる「酸素美泡湯」などの快適機能をプラスすることで、バスタイムの満足度が高まります。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
カウンターの高さ、タイプ、色が選べる
カウンターは、座った時に使いやすい高さを選ぶことができます。また、横に広いタイプのカウンターや収納ラックがついているものなどデザインが違うものもあります。色は、浴槽と同じ色にすると統一感を出すことができます。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
床の色柄、機能が選べる
バスルームの床は、傷がつきにくく汚れが落としやすい素材になっています。また、滑りにくく、乾きやすいので小さなお子さんも安心。バスルームの雰囲気にあわせて色や柄が選べます。冬は、床暖房と暖房換気乾燥機と併用することで床全体が温まります。
【単色】
【柄付】
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
壁パネルの位置と柄が選べる
バスルームの壁は、全面同じ柄ではなく、アクセントとして一面を違う柄にすることができます。多彩な組み合わせから選べ、鏡面仕様、マット仕様、光沢仕様など素材感も選ぶことができます。
【全面同柄パネル】
【正面アクセントパネル】
【側面アクセントパネル】
【正面ホワイトアクセントパネル】
【鏡面仕様】
【マット仕様】
【光沢仕様】
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
換気扇の種類が選べる
今の換気扇は、暖房乾燥機能がついているものがほとんど。浴室を上手に乾燥させることで、カビが生えにくいものや、ミストが楽しめる換気扇など様々な種類から選べます。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
照明の形状や光色を選べる
照明は、壁に取り付ける蛍光灯タイプが一般的ですが、天井に埋め込むダウンライトタイプもあります。LED照明を使ったラインタイプは、バスルーム全体に光がとどき、気分に合わせて光の色を変えることもできます。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
扉の形状や色が選べる
扉は、二枚折りタイプ、スイングタイプの他、引戸タイプもあります。引戸なら、開け閉めの際、洗い場側に扉が出ないので、子どもと一緒に入る時など、バスルームを広々使うことができます。入浴の手伝いをするときにも、引戸なら扉を開けたままにすることもできるので便利です。扉の枠は、脱衣室やバスルームの雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。
【人造大理石カウンター】
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
くもらないミラーやデザインが選べる
ミラーは、コンパクトタイプのもの、背の高いもの、横に設置するタイプのものなど様々なタイプから選べます。また、電気を使わずにくもり止めができるミラーなら、お肌のお手入れやシェービングに便利です。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
使いやすい水栓が選べる
スタンダードなハンドルタイプの他、水栓を押すことで吐水、止水が簡単にできるタイプは、濡れた手でも操作がラクラク。ボタン操作で省エネに配慮した水栓も登場。温度や流量の調整もでき、出しすぎのムダを省きます。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
節水できるシャワーが選べる
手元のボタン操作で簡単に水を止められるだけでなく、モード切替でいつも通り使いながら節水できるシャワーや、空気の泡を含んだシャワーで肌の皮脂汚れまでキレイにするエステケアシャワーなどもあります。
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
入浴を快適にする設備
バスルーム内の移動や立ち座りをサポートする設備があります。洗い場から浴槽までの移動をしやすくするL型のバーは、体をしっかり支えられます。I型のバーは、手すりとして使えるだけでなく、シャワーフックが取り付けられ、シャワーの高さを自由に変えることができます。
【人造大理石カウンター】
色柄や機器のバリエーションはシリーズによって異なります。
また、変更になる場合もございますので、詳しくは商品サイトをご覧ください。
バスルームリフォームをする前に確認
バスルームリフォームでよく選ばれている商品