別荘のように過ごす宿にふさわしい、ヒノキ柄のバスルーム

当館は、気軽に旅の相談をしてもらえるようなフランクなホスピタリティ、自宅にいるようにリラックスして過ごせる空間づくりを心がけています。お客様にとって、カジュアルに“非日常”を楽しむことができる、まるで京都の別荘のような存在でありたいと望んでいます。　　　
そのためにも、客室のバスルームは他社製品と比較して、一番京都らしい雰囲気を出せるデザインがあったことが決め手になりました。町屋を意識したデザインにしたいと思っていたので、ヒノキ柄の壁や天井を見てぜひ導入したいと思ったのです。

浴室の入り口には開放感のあるドアをチョイス。床や天井がフラットにつながり、また視覚的にもヒノキのテイストの部材で統一したことで、浴室と洗面脱衣室の一体感が演出できて、広々と感じられるバスルームになったと思います。
バスルームのサイズは家庭用のバスで一般的な1616サイズです。もっとラグジュアリーな雰囲気を出したいと思えば1618サイズ程度が必要でしょう。ですがこういった工夫をすることで、1616サイズでもじゅうぶんゆったりとした空間を演出することができました。Lクラスバスルームならではですね。
また、伝統の中にモダンな要素を取り入れることも「京都らしさ」のポイント。その点で、調色・調光機能付のLEDライン照明が効果的だと思います。
標準仕様からカスタマイズすることで、頭の中で思い描いていたデザインを、ほとんど忠実に再現できました。和の雰囲気に合うヒノキ調の壁や大きな鏡、シャワーヘッド、照明など、全体として調和がとれている点がとても気に入りました。

実は部屋のサイズに比べて、お風呂場のサイズは広めにとりました。これは女性を中心としたお客様にくつろいでいただき、自宅とはまた異なるリラックス感を味わっていただくためです。
女性目線のアイデアを大切にし、女性スタッフの声をホテルのあちこちに反映させるよう工夫しました。
今後は、舞妓さんと写真を撮ったりお寿司づくりを体験したりと、お客様がSNSシェアしたくなる、ワクワクできるようなイベントも企画予定です。
京都にはたくさんのゲストハウスがありますが、当館はただ宿泊いただくだけでなく、その上のおもてなしを意識。観光客だけでなく、地元・京都の方が来ても新鮮に楽しめるような空間づくりを目指しています。

気の合うお友達やご家族と一緒に京都での体験を楽しんだ後、訪れる誰もが平和で幸せになれる空間に。「HOTEL IMAGINE KYOTO」にはそんな思いを込めて、私が大好きなジョン・レノンの名曲『IMAGINE』から名付けました。

株式会社京都建設センター　村上そらと様